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登場人物
(狩野咲 せつな) (影渡 きく) (辻 境介)
(賭刃 和)(血桜)
黒い影は3人の様子を見て、ニヤリと笑うとタッタッと軽い足音を廊下に響かせて走った
せつな「あっ!逃げちゃった。」
せつなは逃げてしまった影を見て、すぐに駆け出した
境介「行ってしまったな」
きく「追いかけなきゃじゃないですか!行きますよ先輩 」
境介ときくはせつなに続いて影を追いかけた
廊下には、足音がいくつも重なって響いた、その中に、やけに軽い足音がひとつ混じっていた
しかし、途中から2人の足音が先導して鳴り響き始めた
境介「遅いぞお前達、それでも看守か」
せつな「はーい!先輩待て待てー」
境介は、どこから取り出したのか、メガホン片手に後ろを走る3人を煽っていた
きく「…いやおかしくないですか!」
影「…」
きくも気がつけば、影のすぐ隣で走っていた。
最初は影が1番に走っていたが、 途中で境介が圧倒的スピードで追い越した。
それにスイッチの入ったせつながそれについて行ってしまった。
その結果、最初の目的を忘れて完全に競争になってしまった
きく「…なんか、ごめんなさい影さん」
マイペースな2人に空気乱された影に、きくは申し訳なく思った。
影は、気づけばそこから消えていた
境介「なんだ、リタイヤか」
きく「そういう扱いなんですね。」
境介の言葉に、きくは走りながらこめかみを抑えた。
しばらく走っていると、やっと出口の光が見えた
やっと目的地かと、きくとせつなは喜んで部屋に入ったが
せつな「うわー、赤色だ!綺麗だね」
部屋は、床1面赤い根が貼り巡らされていた。
その間を、鈍くうねる何かが動いていた
そして、その中央には1人の人影が居た
和「おや?境介の案内できたのかぁ、久しぶりだね」
きく「……所長」