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1943年中期 アッツ島守備隊玉砕
同年 キスカ島守備隊撤退
同年 イタリア降伏
同年 マキン・タラワ島守備隊玉砕
負の連鎖だった。
ミッドウェー海戦で海軍が負けてそれで勢いがついたアメリカは、破竹の進撃をしていた。
米軍海兵隊の質、量は圧倒的でまさに超大国だった。
ガダルカナルも命懸けで守備している。
そして1944年初頭。
1944年初頭 サイパン島
ザッザッザッザッザッザッザッザッザッ
[我ら守備隊は!サイパン島に配置を命じられましたー!!]
[司令官どのにー!捧げーつつ!]
ザッ カシャ
サイパン島では、既に守備隊の配置が完了しており、いつでも戦える状態だった。
しかし米軍もそう簡単には引っかかってくるない。
米軍は圧倒的な海軍勢力をこちらにむけ、先に艦砲で全滅させようとしてきていた。
林[俺たち最前線の塹壕だってな。]
小島[あぁ、そうだな。]
彼らには何もない。
機関銃は最前線、つまり林たちよりも前に配置されていた。
総員、覚悟はしていた。
ザッザッザッザッザッザッザッ
田中班長[俺たち第2班はここに塹壕作るぞ]
第2班班員
田中班長
林一等兵
小島一等兵
石田一等兵
たったこの四人だった。
この四人で一つの塹壕を掘り、そこで島を防衛しなければいけなかった。
ザッ ザッ
田中班長[ほらー、そこ。もっと深く。]
林[はい。]
ザッ ザッ
ほぼ毎日塹壕掘り。
掘るのが終わったら基地に戻ってご飯を食べて塹壕に戻り寝る。
これが日課だった。
唯一の楽しみは、美しい星が輝く海を見ることだった。
その海面は、美しく空が反射していた。
その海岸は、綺麗では表せないほど美しかった。
小島[ほら林、ボーッとすんな。]
林[あ、あ〜すまん。]
石田[…]
石田は黙って作業をしていた。
午後8時
一同[いただきまーす!!]
(ワイワイガヤガヤ)
林[はぁ〜もう疲れたぜー。]
石田[米軍のやつらいつ来やがるんだ…]
小島[そう焦るな石田、ここにこなかったら俺達は前進なんだから。]
林[前進か…あんまりしたくはないな…]
田中班長[ほら、元気を出せ。また明日も仕事だからな。]
班員[は〜い。]
士官[食事中にすまない。大事な話がある。]
一同は食べるのをやめた。
士官[ここには爆撃から身を守る防空壕が作られている。やつらはもうすぐ来る。だからもし爆撃がきたら防空壕に来るように。以上。
食事を続けたまえ。]
一同[了解しました!]
林[…]
そして食事が終わり塹壕に戻る。
海面は、輝いていた。
林(やっぱり海面は綺麗だな。)
林[こんな美しい島に…敵なんてこなければいいのに…]
田中班長[そうだな…]
林[田中班長、起きてたんですね。]
田中班長[あぁ、起きていたよ。それにしても、たしかに美しいよなここは。]
田中班長も同じだった。
林[そうですよね。僕はずっと見ていたいです。]
田中班長[あぁ、そうだな。美しいこの島を守るためにすべてを尽くすんだ。]
林[はい。]
田中班長[さぁ、もう寝よう。]
林[そうですね。おやすみなさい。]
田中班長[あぁ、おやすみ。]
そして全員眠りについた。
第三話 第2班の日課