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初心な恋

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初心な恋

1 - 第1話

♥

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2024年09月14日

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俺たちは12人でYouTubeをやっている

名前は「🌈🍑」

0からチャンネルを始めて、今は100万人以上のもの登録者に恵まれている。

そんな中、俺が俺で居られ なくなるような気持ちにさせる人が、メンバーの中に居る


🍫『っあ!おい!🎸 !』

🎸『へへっ、これは貰うぜ🍫さん!』

🍫『もーっ!!!』


…そう、🍫さんだ


この気持ちは結成時から揺らぐことなく続いていて、そろそろ俺もこの気持ちの答えを知りたい、と思っている

🍫『…🍗‪くん…?』

🍗‪『…ぅわっ!!』

ほら、まただ、

🍫『ちょっと!うわってなに!酷くないw』

🍗‪『…ごめん、w急に話しかけられて吃驚したわw』

…吃驚したのは事実だけど、理由はそうじゃない、

🦖『わー!!!やばい!!🍗‪くん助けてー!!!』

………

🍗‪『…っはあっ!?お前何やってんだよ!!!!』

🦖『いやごめんごめん、なんか後ろ見たらモンスターいっぱい来てて……w』

🍗‪『…ほんとに何してんだよ…w』

誰にでもこうなるって訳じゃない、ただ、🍫さんにだけ、


次の日、🦖と🍪さんに呼び出される

🍗‪『…🦖ー…?』

🍗‪『🍪さーん…?』

🦖『あ、🍗‪くん?入っていいよー!』

🦖から了承されて部屋の扉を開ける

扉を開けると🦖と🍪さんが居て、俺はその前に座る。

🍗‪『…それで、あの、用って…?』

🍪『…あのー…担当直入に言うんですけど…』

🍪さんが口を開ける。ぇ、何、なんだろ…

🍗‪『う、うん… 』

🍪『…🍗‪くん…って、🍫さんのこと、好き、ですよねっ…』

…は…?

🍗‪『いやっ…は!?な、何言って…』

急なことで驚きが隠せずにいると、🦖が喋り始める

🦖『いや、なんていうか、🍗くんずっと🍫さん見てるし、…んー、、なんか、接し方が他と違うって言うか…』

…え、まじか、…

…もしかして、🍫さんにだけになっていたあの感情は…「好き」っていう感情…ってこと!?


🍗‪『…ぉ、俺、そんなに、…分かりやすかった…?…』

🦖と🍪さんが目を見開いてこちらを見てくる

🦖『…バレてないとでも思ってたの、?』

🍪『…多分、👓くんとか🐑さんは若干気づいてると思いますよ…w』

は…ま、まじ…?嘘でしょ…

🍗‪『…はっっっず…』

鏡を見なくても分かるぐらい顔が赤いと思う。熱さが異常だ。

🦖『…まっ!応援してあげるからさ!ね!』

ニヤニヤ顔でこちらを見てくる

🍗‪『…てか!そーゆー🦖はどうなの!』

🦖『は!?どうってなんだよ!』

咄嗟に思いついたことを口に出して言う

🍗‪『🍪さんのこととか好きなんじゃないの!!』

🦖と🍪さんの方を向くと顔を真っ赤にして目線を下へずらしていた

🦖『ぁ…ぅ、いやー、ぁ、その、』

🍗‪『…ぁ、ガチのやつ、?』

🍪『もう!🦖さんのバカっ!』

🍪さんが🦖を小突く。そうすると🦖が焦って謝る

🦖『いやっ、いやいやっ!ご、ごめんってぇ〜〜……』

…なんか……

🍗『…すごい、…ラブラブだね、!』

🍪『…ぁ、ありがとうございます、っ!』

2人とも照れていて、恥ずかしそうだけどすごく嬉しそう、というか、幸せそう…

🍗‪『…いいなぁ…』

ポロッと口から零れでる

口を塞ぐことを諦めて言葉を発する。

2人の頭が「?」になっているのにも関わらず

🍗‪『…俺、今気づいたよ、…』

🍗‪『…🍫さんが、…好き、なんだと思う、、いやっ、好き、なんだ』

🦖『…いい事じゃん』

普段からかってくるじゃぱぱとは裏腹に、柔らかい表情を見せる。

🍪『…私たちからも応援しますよ! ほらっ!フォローした方がやりやすいですし!』

🍪さんがニコニコしながら話をする。それを見て🦖ももっとやわらかい笑顔になる。

🍗‪『、…幸せそ〜…』

それを見て俺も笑顔になった気がした。

🦖『…じゃあじゃあ!早速作戦を練るぞー!!!!』

🦖が拳を挙げて「おー!」と言う。それに合わせて俺と🍪さんも「お、おー!」と返事をする。

🦖『まず!…🍪さん!何すればいいの?』

🍗‪『いや、🦖わからんのかよw』

🦖が白い歯を見せて笑う。

、…こいつ、普通にイケメンなんだよなぁ…

🦖『え、な、何…w』

🍗‪『…いや…』

🍗‪『意外とイケメンだな〜…って、、思った、!』

🦖『へへっwなんだそれw』

こいつ、本気にしてないんだろうなー、w

🍪『…じゃあ、まず、…話しかけたりはしてるんですか?』

🍗‪『…いやぁ…し、シテナイ…』

話すと変な気持ちになるから話してなかったな……

🦖『えぇ!?…今思えば…🍗‪くんよりも🍫さん俺と喋ってる気がするなぁ…』

🍗‪『だ…だってぇ…話すと緊張しちゃうんだよぉ…』

🍪『初心ですね〜』

🍪さんニコッと笑う。それを見て🦖の口角が上がる。…あいつ、自分では気づいてないんだろうなぁ…、

まぁ🍫さんと結成時から少し距離があるな、とは若干思っていたけど…

🍪『あと、これは好きとか関係なく言おうと思ってたんですけど、』

🍗‪『は、はい……』

🍪『🍗‪くん、🍫さんに対して冷たくないですか?!』

🍗‪『えっ』

まぁ…他メンとは多少違うとは思っていたけれども…、

🍪『動画見てると意外と目立ってますからね!!!』

🍗‪『…え”っ』

🍪『知らないんですか!?』

🍪『TikTokの検索欄にも「🍗‪くん、🍫さんに冷たい?」とか出てきますからね!? 』

🍗‪『う”っ』

嘘…視聴者さんにもそんなイメージあったのかよ………、

🍪『あ、あと!前女子会した時に〜』

🍪さんが思い出したように言う。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

🍫『あ、そういえば相談なんだけどさ』

❄️『え、どうしたんですか?』

🍫『なんか🍗‪くん、私にだけ素っ気ない気がするんだよね……』

❄️『え?そうですか?』

🍪『あー、分かります。なんか🍫さんに対してちょっと冷たいというか…』

🍫『そう!動画でも結構目立ってるから 早いとこ謝ったりした方がいいのかなぁ〜…?』

❄️『なんかしたんですか?』

🍫『えぇっ〜?…身に覚えないんだけど〜……』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

🍪『って!前言ってたんですよ!?』

🍗‪『…ま、ぢ?』

🍪『まじです』

がちか……俺、🍫さん本人にも誤解生んでたんだ…

🦖『じゃあその印象からなくそう!』

🍗‪『…は?』




🍫『えーっ、いっぱい買いに行かないとー…』

🍗‪『あー、うん、そうだねーっ!』

いや、え?俺、なんで🍫さんと買い物来てんの……?

緊張して喋れないじゃん…! ?

🦖〜、!!!

あの後🦖に「じゃあ俺が🍗‪くんと🍫さんを2人きりにしてあげるから、あとはがんば!」と言われて今の状態に至る

🍫『…🍗‪くん、?』

🍗‪『はいっ!?』

やばい、急に話しかけられてきょどった、……。絶対引かれた………

🍫『え、どうした?w』

あ”〜…はずい…

🍗‪『…べ、別に…!ちょっとぼーっとしてただけだから…』

🍫『…そう?』

🍫さんが顔をこちらへ向けて目と目があう

🍗‪『…?!//』

🍗‪『そっそうだから!!』

🍫『?』

🍫『まぁいいや』

🍫『んー、ショッピングモール行けば揃うかな?』

🦖が事前に俺たちに渡しておいた紙を見ながら言う。横顔も綺麗なんだよなぁ…

🍗‪『…じゃあショッピングモール行こっか』

笑顔で「うん」と言う🍫さんと目が合う。

その瞬間、心音が急激に激しくなる、




ショッピングモールに着き、紙を見ながら足を進めていると🍫さんが

🍫『…あ、そういえば、🍗くんに話したいことがあるんだよね』

と口を開く

🍫さんが俺に話?と思ったけれど

それよりも🍫さんから俺に話したいことがある、っていうのが嬉しくて話の続きを聞く

🍗‪『っえ、何?』

🍫さんに問いかける

🍫『私、🍗‪くんになんかしたかな…』

🍗‪『…は?』

予想外の答えに足が止まりかける。

しかもその顔は何故か申し訳なさそうで

どう答えようか返答に迷っていると🍫さんがまた口を開く

🍫『その…あの…なんて言うか、…🍗‪くん、私になんか冷たい気がして… 』

ポジティブに言おうとしているけど、その声は若干震えていた、

🍫さんが好きで普通に接することが出来ないから、と言えるわけもないため無言になる

早く何か言わないと🍫さんに本当に嫌われそうで、頭の中で必死に考えた。

🍗‪『…そ、それは!』

🍫『…?』

🍗‪『な、なんか、凄い陽のお、オーラ放ってて喋りにくかったんだよね〜…w』

咄嗟に思いついた話。🍫さんが信じるかも分からないのに

🍗‪『ほ、ほら!!俺って陰キャじゃん…!!』

🍗‪『だから…〜その、陽キャの人には喋りかけにくいというかなんというか…』

慌てて🍫さんの方を向くと目をまん丸にして口をぽかんと開けていた

🍫『……なーんだ』

🍗‪『…?』

🍫『そんなことかー!良かったー…、私がなにかしちゃったかと思ってた、!』

🍗‪『全然!!🍫さんには…むしろ助けられてるし…』

最後の方はボソッと呟く。聞こえてるか聞こえてないかは、…どちらでもいい

🍫『…そ、』

🍫『…てか、🍗‪くん陰キャじゃないでしょ〜…w』

🍗『…え、まじ?w』

🍫『まじまじw』

ようやくいつもの雰囲気に戻る。

さっきの気恥ずかしさが一気に飛んで言って肩の荷が降りた気がした。




🍫『えっと…何を買えばいいんだっけ…』

🍗『うんとね…、』

思い切って顔をグイッと近づける。

🍫『…っ!』

🍫さんの肩が少しビクッとなったけど、顔を遠ざけなかったのが本当に良かった。


ヽヽヽ


ほとんど買い物を済ませて帰路に着き始めた頃、

🍫『…ぁ…』


🍫さんがなにかに反応したと思ったら       目線の先には最近できたゲーセンがあった


🍗『…ゲーセン…』


ボソッと呟くと🍫さんがこちらを振り向く

🍫『…ねぇ…🍗‪くん…?』

🍫さんがこっちを向いて目線だけを合わせる。いわゆる「上目遣い」。                      こんなんされたら男みんな落ちるだろ……


🍗‪『な、なに、?』

🍫『…ちょっと…ゲーセン行かない?』


ニヒっと笑って、俺の心音が上がる。        なんか…俺だけさっきからずっとドキドキさせられて…


ちょっと…仕返ししちゃお…


人通りが少ない道の壁へ🍫さんを押し寄せて、


🍗‪『…じゃあ俺と🍫さんの秘密…、ね?』


耳元で囁く。


🍫『っ…!』

🍫『分かっ…た… 』


ただの俺の幻覚かもしれないけれど、

🍫さんの耳が赤く見えるのは、俺の幻覚…じゃないといいな

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