🍫『ん〜…取れないッ!!!』
クレーンゲームとにらめっこをする🍫さんを眺める。
🍗『…ちょっと貸してみ』
そう言いながら少し勇気をだして🍫さんに覆い被さるような形でアームを握 る。それも🍫さんの手の上に。
🍫『っ…!』
🍗『…あとちょっと…』
ドサッ
🍗『っあ、取れた』
🍫『え!?すごいっ!!』
そのまま落ちた景品を手に取って🍫さんの方へ渡す。
🍫『…?』
🍗『…こ…これ、欲しかったんでしょ、』
🍫『っえぇっ、!?い、いいの…、?』
目を見開いてびっくりしている。
🍗『うん、貰って』
🍫『…うん、ありがと、』
ニコッと表情が柔らかくなる。こんな笑顔、できることならずっと見守っていたいな…隣で
ヽヽヽ
🍫『いやー、ほんとに楽しかったな〜!』
🍗『だね』
🍫『…あのー…さ、!』
目を合わせないまま喋り始める。
🍫『きょ、今日楽しかったからさ、!』
🍫『良かったらまた、…その、…』
🍫『で…、お出かけッ!行かない??』
🍗『…っえぇ!?』
びっくりして声が出る。
🍫『えっ、あの嫌じゃなかったら、!!どうかなって、…』
🍗『嫌じゃない!』
🍫さんに伝わるように少し大きな声で言ってしまった、。
🍗『えっ…あっ、お、俺もまた買い物は🍫さんと行きたくて、!』
焦って弁解する
🍫『…そ、っ、そうだよね、!』
🍗『うん、!!』
ヽヽヽ
🍫『たっだいまー! 』
🦖『おっかえりー!!ゆあんくんとえとさん!』
🍗『ただいま、!』
🍫『ちゃんと買ってきたよ〜、ご飯の材料とか色々!』
🦖『ほんと〜?ありがと!』
🦖『…てか、その人形どしたん…w』
🦖の目線の先には俺と🍫さんで取ったぬいぐるみがあった。
🍫『あ、これー?🍗くんがね、クレーンゲームで取ってくれたんだ〜!』
🦖『へ〜、🍗くんが〜、ふーん(ニヤニヤ』
あいつ……!!顔のニヤつきが隠れてねーんだよ……!!
ヽヽヽ
あのあと🦖の部屋に呼び出される。
🦖『人形取ってあげたんだ〜、へ〜、』
🍗『……意識してくれたと思う、?』
🦖『……(本気なんだな……)』
🦖『ま、まだまだだな!』
🍗『っえぇ〜……』
🍗『…🦖はさ、どうやって🍪さんにアプローチ?したの?』
🦖『ぅえ、!?俺、?』
急な質問に戸惑っている。さっきニヤついてた時のお返しとして、何かと理由つけて聞き出してやる……!!
🦖『っえぇっと…』
🦖『…教えない!!』
🍗『…はぁっ!?』
なんで、!?
畜生…、
🦖『そういうの自分で考えないからいつまで経ってもおこちゃまなんですー!』
🍗『はぁっ…!?ふざけんな!』
アプローチの方法を聞いたのに……なんでおこちゃま扱いされないといけないんだよ!
丶丶丶
結局何も方法を入手することができなかったから、部屋でスマホをいじりながらその方法について調べながら考える。
🍗『なんかいいのないんかなー、』
数分スマホをいじりながらサイトをスライドしていく。
好きな人を振り向かせる方法
🍗『……これだよぉっ!これ!俺が探し求めてたサイトは!』
そのまま衝動的にそのサイトをタップし、
内容に目を向ける。
その気になる内容は
相手に今の想いをぶつけちゃおう!
🍗『……はぁっ!?』
🍗『無理無理無理無理無理無理!』
🍗『普通にメンバーとしか思われてないのに』
🍗『…好き、とか言われたら引かれるじゃん!!』
そのままサイトの続きを目で追う
相手に好きと伝えたら、それから相手が意識してくれる可能性がUP!
🍗『……』
無理に決まってんじゃん、🍫さん、こういうの強そうだし……
🍗『…でも、…やってみるのは、…あり、か?』
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