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#塩レモン
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ゆ。
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続き
夜の静寂を切り裂くように、部屋には仁人の掠れた吐息と、シーツが擦れる音だけが支配的に響いていた。大森の指先は、まるで楽器を調律するかのような緻密さと、獲物を解体するような残忍さを合わせ持ち、仁人の肌を刻んでいく。
仁人の頭の中は真っ白だった。かつてステージの上でスポットライトを浴び、リーダーとしてメンバーを率いていた誇りや、ファンの前で見せていた爽やかな笑顔は、もう遠い世界の出来事のように感じられる。
大森は仁人の耳元で、甘く、それでいて心臓を直接抉るような低い声で囁き続けた。
大森: 「そうだよ、それでいい。もう何も考えなくていいよ。君が今まで積み上げてきたものも、背負ってきた責任も、全部俺が飲み込んであげるから」
仁人のシャツはすでに乱れ、肌のあちこちに大森の熱い吐息と指先が残した痕跡が、不気味なほど鮮やかに浮かび上がる。仁人は自分の声が、大森の意のままに操られていることに気づきながらも、その支配から逃れる術を失っていた。
仁人: 「っ……ん、や……、元貴、さ、ん……っ!」
名前を呼ぶたびに、大森の動きは激しさを増し、仁人の意識を深い闇へと引きずり込んでいく。
大森は仁人の身体を抱きしめたまま、鏡に映る二人の姿を見つめた。狂おしいほどに乱れた仁人の表情と、それを背後から支配し、悦びに満ちた表情を浮かべる自分自身。その構図そのものが、大森にとっては極上の「作品」だった。
大森: 「……見た? 君の今の顔。最高に綺麗だよ。リーダーとしての君なんて、もう誰も思い出せないくらい、今ここで君の全部を俺色に塗り替えてあげる」
大森の手が、さらに奥深く、仁人の理性の防壁を軽々と突き破っていく。仁人は、もはや抵抗することをやめ、大森の指と唇がもたらす、残酷で甘美な支配という名の海へと溺れ落ちていった。
コメント
2件
うわっ…これ、めっちゃ重くて濃密な展開だったな。仁人のリーダーとしての誇りとかファンの前の笑顔が完全に崩れていく過程が、大森の指先や言葉ひとつひとつで丁寧に描かれてて、読んでて息が止まった。鏡に映る二人の構図を「作品」って言い切る大森の狂気と悦び、怖いけど美しさもある…。心理描写の解像度が高すぎて、引き込まれたわ。続きどうなるんだろ。