無陀野たちと離れた四季は湯殿に来ていた。
「よっ、校長。やっぱここにいた。」
「やぁ、四季くん。君も風呂かい?」
「まぁ、そんな感じ…。」
身体を洗い流しながら四季はそう言った。
「ふぅ。髪が長ぇと洗うのめんどくせぇな。」
そう言って湯船に入って校長の隣に浸かった。
「あははっ、そっか…ねぇ、四季くん。花魁坂くんが発熱した時、桃太郎の力使ったでしょ?」
「えっ?!まさか校長に気づかれるなんて…でもあのままだとチャラ先危なかったし、後遺症も出来るだけ残したくなかったから…」
「まぁ、そうだね。さて、次は四季くんの番だよ。僕に何が聞きたいことあったんじゃない?」
四季くんは驚いた表情をしていた。
「ははっ、校長にはお見通しだな…。あの時、五月雨と戦っていた時のあの力。あれはもしかして…。」
「そう。あの力が始祖:鬼神の力だよ。その力を覚醒させた君はもう、鬼神本人…。そしてその身体は不老となった。まぁ、炎鬼の力が使えるのは変わりないけどね。」
四季くんの顔が少し暗くなったのがわかった。
「そっか…俺不老になっちゃったのか…。でも不死になった訳じゃないから気をつけないとな…。」
「そうだね…。 」
「あとさ、話変わるんだけど…頼みがあんだ。」
「いいよ。言ってごらん。」
「親父の記憶を本にしたい。生きた証を残したいんだ…!」
四季くんは揺るぎない真剣な目をしていた。君自身が生きた証だろうに…。君はそれに気づいてないみたいだね。
「君はそう言うと思ってたよ。」
「やっぱ仕事早ぇー。で?見返りは?」
「いつもは君が作った料理だけど…今回は僕も君に頼み事がしたいかな?」
「どんな頼みだ?」
「それはね〜…」
やったぁぁぁぁ!!フォロワー400人達成!!
皆さんありがとうございます!!次は500人目指して頑張ります!まぁ、投稿頻度はめっちゃ遅いですけど…。
ではまた次回、アディオス!!( -`ω-)b
コメント
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フォロワー400人おめでとうございます!全話見たんですけど、凄く面白いです!海月さんの作品最高ですね!是非参考にさせてください!
おぉ~!!! 400人っ!?、すっげぇじゃん!!!! おめでとう~!!!
フォロワー400人おめでとうございます!!! 不老かぁ、何時かきょーやくん達も気付きそうだなぁ