透が仕方なく口を開く。「じゃあ、オフ会するならどこに行くんだ?」
「おお!いい質問だね、透くん!実はもう決めてあるんだ。『呪詛カフェ』って場所があって、呪術師専用のメニューが出るんだ。オーナーとも知り合いだから、VIP席も用意してるぜ!」快斗は得意気に説明し、どこかでチケットをひらひらと見せびらかす。
「そんな場所あったのか…」透は半信半疑だったが、快斗の勢いに押されてつい興味を持ち始めてしまう。
「行こうよ!食事もできて、今までの疲れを癒せるかも。何より、私たち…生き残ったんだから、それを祝おう!」朱音が笑顔で応える。
特別部隊のメンバー全員が集まり、快斗が提案したオフ会は無事に開催されることになった。戦いでの話や、新しい技の研究、そして白川の暴走エピソードまで、話題は尽きない。
「白川、お前、あの時ほんとにやばかったよな。」透が笑いながら振り返る。
「うるさい…それより、もうすぐ俺の出番だろうから、休ませてくれ。」白川は不機嫌そうに答えるが、その表情にはどこか安堵の色が見えた。
「さてさて、俺の自慢話はこの辺にして…みんなで楽しもうぜ!」快斗はおちゃらけた様子で、オフ会を盛り上げ続ける。
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