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戦いも一区切りがつき、特別部隊が束の間の休息を楽しむ中、裏で密かに動き始めた影があった。それは、長らく表舞台から姿を消していた呪詛の王、別名「琥珀」だ。
琥珀――その名は古代から続く伝説の存在であり、呪術界で語り継がれてきた最も恐るべき存在のひとつ。特別部隊が倒してきた十二神将は、すべてこの琥珀の手駒に過ぎなかった。
物語は、静かな地下の祭壇から始まる。そこには琥珀が封じられていた。琥珀は何千年もの間、密かに力を蓄え、その時を待っていた。そしてついに、呪力が溢れ出し、封印が崩壊する音が響き渡る。
「長かったな…」琥珀は目を開け、冷ややかな笑みを浮かべる。琥珀はかつての呪詛の王であり、その圧倒的な呪力で数多の国々を滅ぼした存在だ。
「特別部隊か…彼らも私の計画に気づかぬまま、愚かにも戦い続けていたのか。」
琥珀は静かに立ち上がり、周囲に渦巻く暗黒の呪力を操り始める。その目には、今後の計画を練りながらも、深い怒りと楽しみが交錯していた。