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ある日寝付けないまま夜3時を迎えてしまった。
いつもなら遅くとも1時には寝ている。
どうしてこんなに寝付けないのだろう。
いったん布団を出て、洗面所へと向かう。
あぁ、今日もオールか。
大阪「………」
ここ3日くらい、寝付くのが異常に遅い。
なぜだろう。
不安なことも特になく、友達と遊び良く笑って過ごしている。
泣くようなこともなかった。
鏡に写っているのは、紛れもなく二大都市の大阪日向。
ばっちり映っている。
なのに、なぜか呟いた。
日向「…お前は、誰や?」
日向「お前は誰や?」
クマだらけで寝てないことが一目瞭然の自分の顔にそう告げる。
日向「…………」
突然何もかもバカバカしくなり、そのまま自分の部屋に戻って布団に再度潜り込んだ。
???「……誰だろうな。」
日向そっくりの俺は、名前を大阪日陰と改め、鏡を1人で飛び出して歩いて行った。
家を出て、夜の街を、ひたすら1人で。
影が落ちた街に溶け込むように、日陰は1人海へと向かった。