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私はそこら辺にいる普通の学生。
「生きる理由と死ぬ理由を探している」
私は何をやってもすぐに飽きてしまう癖がある。 好きなことも全て趣味という範囲で終わらせている。
習い事や得意なことも身内以外あまり話したことがなかった。
そんなある日、転校生が自分のクラスにやってきた。
成田 秋 だった。
髪は茶髪で美形だった。もちろん、初日からたくさんの女子が成田さんの席に集まっていた。
私は恋愛に興味はなかったがかっこいいなとは内心思っていた。私のオタ友の凛ちゃんは
「漫画とかアニメに出てきそうなイケメンきたあああ 菜々は興味ないのお?」
「んーないかなぁ、多分話しかけても返事帰ってこなそうだし、冷たそう。 」
「たしかにー成田さん女子に冷たいかもね。」
そんな話をし、放課後の軽音楽部に寄った。部員は自分を含め5名後輩2名先輩2名なため同級生がいなかった。私は歌を歌うことやエレキギターを使うことが好きだ。
基本的自由な活動で皆で演奏したり自分のオリジナルの作曲や作詞が作れる。
私の唯一尊敬してる先生は部活の顧問、林先生。林先生はたくさんの楽器を扱えていつも優しく教えてくれる。常に生徒の意思を大事にされていて他の先生方や生徒、保護者にも信頼度が高い。
そして、今日も外を見ながら歌詞を考えていたら突然ドアのノックが聞こえた。
開くとそこには
成田さんがいた。
「今日からこの部活に入ることになりました。よろしくお願いします。」