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2 - 第2話 成田さんと同じ部活だった

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2024年03月29日

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「どうもこんにちは奈々と言います」 少し早口になってしまったが言うことができた。

先輩や後輩も口をぽかんと開きしばらく立ち止まっていた。それはそうだ。

いきなり美形男子の成田さんが入ってきたら誰でもそうなる。

「成田 秋と言います、自分はギターが好きなのでこの部活に入部しました。」

先輩や後輩もこころよく成田さんを受け入れていた。

「奈々ちゃん、成田くんに部活のこと教えてあげてね」と先輩にお願いされた。

まさかこんな形で話すことになるとは予測もしていなかったので少し焦った。

とりあえず部活の日程表や今練習している曲の楽譜を渡した。

「同じクラスだったよね、これからよろしく。俺ギター久しぶりだからわかんないことあったら聞いていい?」

「はい。こちらこそよろしくお願いします。」

「そんなかしこまんなくていいのに。俺たち同級生じゃん?あと奈々ちゃんしか同い年いないし。」

思っていた以上に話をしてくれて私は安心した。と同時に下の名前をちゃんで呼ばれたことにとても恥ずかしかった。こんなにドキドキしたのは何年ぶりだろうか、

「今度、学年事にオリジナル曲を作って発表する会があるんだけど、」

「俺も参加するわ 曲どんな感じ?」

「歌詞を先に決めたんだけど、メロディが思い浮かばないんだよね」

「明日までに作ってくるよ」

「そんな急ぎじゃないからゆっくりで大丈夫だよ」

「練習する時間いっぱいほしいから、あと暇だし。」

私は彼に歌詞を渡した。少し時間がたった後、成田さんは

「これすご、ほんとに奈々ちゃんが作ったんだ」と褒めてくれた。

私の歌詞で認めてくれる人は数少なかったのでシンプルに嬉しかった。

そんな会話をしていたら部活動終了のチャイムが鳴った。

「ありがとうございました」今日はあっという間な時間だった。

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