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stpl 橙瑞 様
誤字脱字注意
日本語おかしい
ソファに並んでるこの時間が、俺はたまらなく好きだ。
れるちは相変わらず不機嫌そうで、眉間にしわ寄せてるけど。
「……こっちずっとみてくんな」
はいはい、今日も元気にツンツン。
でも声、いつもより弱い気がする。
「ごめん。でもさ、れるちの顔見てると落ち着くんだ」
「意味分からん……」
小さくそう言って、膝を抱える。
完全に俺を追い払う気はない。
少しだけ距離を詰める。
「ねぇ」
「なんや」
「今日、疲れてない?」
れるちは一瞬だけ目を見開いて、それから目を逸らした。
「……別に」
「そっか。でも無理してるでしょ」
沈黙。
そのあとにため息。
「……ちょっとだけや」
素直じゃないけど、認めた。
それだけで胸がぎゅっとなる。
「じゃあさ、俺が癒すよ」
「余計なことすんな」
そう言いつつ、逃げない。
俺はゆっくり肩に寄りかかる。
「やめ——」
言いかけて、れるちは黙った。
しばらくして、ぽつり。
「……あったかいな」
聞こえた瞬間、俺は心の中でガッツポーズ。
可愛すぎる。
「れるち、大好き」
「……うるさい」
「ほんとのことだもん」
すると、れるちが俺の服を掴んだ。
さっきより、少し力が強い。
「……毎回そんなん言われたら、調子狂うやろ」
「嫌?」
「……嫌やない」
きた。
小さい声だけど、確かにそう言った。
俺は顔を近づける。
れるちは睨むけど、抵抗しない。
「……一回だけやからな」
「うん」
今日は、少しだけ長いキス。
離れると、れるちは真っ赤。
「……顔、近づけすぎや」
「ごめん。でも可愛くて」
「可愛い言うな!」
そう言いながら、俺の腕を掴んで引き寄せる。
「……離れんな」
「え?」
「今だけやから……」
ツンツンの殻が、ほんの少しだけ割れた瞬間。
胸がいっぱいになる。
「れるち」
「……なんや」
「俺、ずっと一緒にいたい」
少し間があって、れるちは小さく頷いた。
「……しゃあないな。くにおやったら」
それだけで、もう十分だった。
強気で、口悪くて、素直じゃない。
でも、誰よりも優しい。
俺はまた、れるちの手を握る。
今度は、離されなかった。