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utが足りない…
kn)そ、それホンマか…!?
sn)うん…
病室が重い空気に包まれる。
仲間がいつ起こるか分からないなんてつげられたら誰でもこうなるだろう。
gr)─そうか
gr)でも死ぬ訳では無いのだろう?
sn)えっ、?まあ、、、
gr)なら良いじゃないか!
gr)さぁ諸君!鬱がいつ目覚めても良いように準備をしようではないか!
sn)……!!!
sn)やっぱりグルッペンにはいつも驚かされるよ…w
gr)、、、?
gr)まあいい。では解散!!
「「「ハイル・グルッペン、!」」」
解散後、皆まだ少しやるせない雰囲気だったが、1年もすると活力も戻ってきて鬱の分の仕事もこなせるようになった。
それでも、あの人だけはまだ引きずっているようだ。
コンコンッガチャ
shp)先輩…まだ出てこないんですか
kn)……
そう。彼は鬱が眠ってから1年、まともに姿を現さなくなってしまった。
おそらく相当な罪悪感を背負っているのだろう。
そのせいか以前よりもやせ細って、目の下にも濃い隈が出来ている。
shp)はぁ……
shp)先輩、ちょっと失礼しますね
kn)、、?
《kn視点》
相棒が起きなくなってから数年。
傷つけてしまった罪悪感と後悔で中々立ち直れない。
そのせいで夜も眠れず、隈も酷くなってしまった。
だがかろうじて食事は喉を通る為、毎回誰かに持ってきてもらっている。
ガチャという音と同時にショッピ君が入ってくる。
shp)先輩…まだ出てこないんですか
出ても出来ることなんてほとんど無い。
それに今更どんな顔してみんなに会えばいいか分からない。
黙っていると、ショッピ君がため息をついて、こちらに向かってくる。
なんだろうと思ったのもつかの間、バシッという音と共に頬に強い衝撃が走る。
ジンジンして少し痛い。
すると、ショッピ君が口を開く。
shp)はよ目覚ましたらどうなんすか
shp)別にあんたが病もうと死のうと先輩の勝手です
shp)でも大先生がそんな姿見て喜ぶと本気で思ってんすか?
kn)誰でも嫌いな奴の顔なんて見たくないやろ……
shp)…確かに大先生はクズですよ
shp)でも誰よりも優しくて素敵な人です
shp)それはずっとそばに居たあんたが1番分かってるはずです
kn)でも許してくれへんかったら…ッ、
shp)まだ謝っても無いくせに何言うてんすか
shp)まあでも許されへんくて死にたくなったら言うてください
shp)俺が殺してあげますよw
kn)……ww
kn)ショッピ君らしいな、w
kn)まあでも元気出たわ
shp)そっすかw
そこから俺は色んな奴に励まして貰い、なんとか復帰できた。
ショッピ君含め、全員には本当にありがたく思っている。
でも…やっぱり何かが足りない。