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ローウィンは、人間が何故アンドロイドを差別し、理解しようとしないのかを把握。あわよくばそのまま人間と交流を図っていたらしい。
ローウィンに「君も人間だから、色々聞いてもいい?」なんて聞かれて、僕が首を横に振るわけがなかった。
だけど、一番最初にローウィンが聞いてきたのは、とても単純なことだった。
「君の名前はなんて言うの?」
それが、ローウィンが最初に僕にした質問。
僕は思わず吹き出してしまった。もっと小難しい事を聞かれると思っていたのに、最初に僕の名前を聞いてくるなんて。
「僕の名前はローエンスだよ。」
そう伝えると、ローウィンは嬉しそうにして、「じゃあ、ロー君だね!」と言ってくれた。そんなこと言ったらローウィンもそうだろうに。でも、嬉々として色々僕について聞いてくる素直なアンドロイドに、そんなこと言えるはずがなかった。
他にもローウィンは僕の誕生日、得意な事とか沢山聞きあって、偶に面白い話で笑いあった。
日が暮れ始めると、ローウィンは「じゃあ、また明日ね!」と僕に笑いかけて森の奥深くに走っていった。
僕は家に帰って、お母さんに「おかえり、楽しかった?」と聞かれて、咄嗟に「あ、えっと、楽しかったよ」と言った。楽しかったのは事実だけど、アンドロイドと話していたなんて知られたらどうなるか分からない。お母さんは、やけにアンドロイドについて厳しい。なんでか分からないけど、場合によってはアンドロイドの話をするだけで僕に怒る。
僕はお母さんが話の追求をする前にお風呂に入って、すぐに寝た
明日が楽しみだなあ。なんて考えながら僕は眠りについた。