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ゲスト
モブ視点
母)ほらあんた!早く準備しないと転校初日から遅刻しちゃうわよ!!
俺)わかってる!!髪がうまく行かないんだよ!!
母)全く………
俺)行ってきまーす!!
やばいやばい!
あ、どうもモブです。今日から雪男学園に転校するんだけど、寝坊しちゃって早速遅刻しそうです!!急げー!
学校
何とか間に合ったぁ……。初日から全力疾走なんて最悪だ。
先生)じゃあ、転校生、挨拶しろ。
きた、こういう挨拶が1番嫌いだ。
俺)あ、はい。◯◯高校から来ました、モブ川モブです。仲良くしてくれると嬉しいです、よろしくお願いします。
パチパチと拍手が起こる。
この転校生の挨拶の後に起こる拍手って何なんだろうな。
先生)じゃあ席は………、あ、宮舘の隣だ。
俺)わかりました
宮舘さんが誰かはわかんないけど、とりあえず先生が指差したところに行って空いている席に着く。
すると、俺をじっと見てくる人が。この人が宮舘さんなのかな。
宮舘)俺、宮舘涼太。よろしくね、
俺)ありがとう、よろしくね。
宮舘くんは俺にニコっと微笑みかけてくれた。そんな彼の顔がものすごく綺麗で妖艶で、思わずドキッとした。
授業中
授業を受けていた時。
俺)あっ…
消しゴムを落としてしまった。
取ろうとして手を床の方に伸ばすと、反対側からも腕が伸びてきて、宮舘くんと手が当たってしまった。
俺)あっ、ごっごめん!!
俺は咄嗟に手を引っ込める。
すると、宮舘くんがきょとん、とした顔で俺を見てくる。
宮舘)ッ、フフ、そんなにびっくりすることないのに、笑
俺)っあ、そっ、そうだよね、ごめんね、ありがとう!
宮舘)うん、どういたしまして。
俺が落とした消しゴムを俺の机に置くと、彼は授業に再び集中した。
宮舘くんが笑った顔はすごく綺麗だった。
俺、宮舘くんのことが好きなのかな……///
次の休み時間
宮舘くんの綺麗な横顔を見つめていたらいつの間にか1時間目が終わっていた。
俺は宮舘くんのことをもっと知りたくて、号令が終わった後に話しかけようとする。
俺)あっ、あの
??)りょうたぁー
俺が声を出したのとほぼ同時に、教室のドアから宮舘くんを呼ぶ声がした。
宮舘)あっ、翔太!
すると宮舘くんも小走りで彼の元に向かった。
??)はぁっゆり組!!
俺の前の席の男子がそう叫んだ。
俺)ゆり組?
??)あ、ごめんうるさかった?
俺)あ、うるさかったわけじゃないよ汗
??)よかった!ありがとう。
阿部)俺、阿部亮平。転校生のモブ川くんだよね?
俺)そうだよ、これからよろしくね。
阿部)こちらこそよろしく!
俺)で、さっき言ってたゆり組って?
阿部)ゆり組気になる!?ゆり組っていうのは、モブくんの隣の席の宮舘と、隣のクラスの渡辺翔太っていう2人のことだよ!
俺)そうなんだ、
阿部)幼稚園からの幼馴染なんだって!あ、ちなみにゆり組っていうのはそこからとってるの。
俺)へー……
よく耳を凝らすと、2人の会話が聞こえる。
渡辺)涼太、弁当家に置いてったんだって?たまたま家の前でおばさんに会ったから持ってきたよ。
宮舘)あっ、ほんとだ!ありがとう!!
渡辺)ついでに俺の弁当ももらったわ笑
宮舘)渡しに行く手間が省けたよ笑
渡辺)それと、数学の教科書貸してくんね?次あの先生の授業なんだよ!
宮舘)もう、ちょっと待ってて!
すると宮舘くんが小走りでこっちにやってきて、弁当を置き机から数学の教科書を取ってまた彼の方に行く。
宮舘)はい、
渡辺)さんきゅ!助かった!
渡辺くんは、教科書を受け取ると宮舘くんの頭をポンポン、と撫でた。
宮舘)やめて!ムゥ………
渡辺)はいはい、
宮舘くんが嫌がって、渡辺くんが手を離すと宮舘くんの耳元で何か囁いた。
渡辺)じゃっ、ありがとな!
宮舘)うん、昼休み屋上ね
なんか、割っては入れない空気だなぁ。
クラスの人たち)ゆり組尊い………泣
午後の授業
先生)それじゃ、今から体育の授業始めるぞー。
体育かぁ、俺運動できないからほんとに嫌だ。
先生)誰かと組んで2人ペアになってー
え、え、2人ペア?どうしよ。まだ友達もほとんどできてないのに………
そう戸惑っていると、誰かに肩をポンポンと叩かれた。
俺)宮舘くん?
宮舘)俺と組まない?
俺)いいの?ありがとう。
宮舘)というわけだから、阿部ごめんね?また今度やろ?
阿部)全然おっけー!
俺)あ、ごめん、もしかして俺がぼっちだったから声かけてくれた?
宮舘)ううん、気にしないで。すでにできてるグループに混ざりに行くのって怖いよね。あと、俺がもっとモブくんと仲良くなりたかっただけ。
俺)ありがとう……。
宮舘くん、良い人すぎる…。
今日1日見てると、結構クラスの中心にいるタイプなのにこんな俺にも優しくしてくれるなんて……。さらに惚れたわ。
俺) って、あれ、なんか宮舘くんのジャージ、大きくない?
宮舘)あ、気づいちゃった?ジャージ忘れちゃってさ、しょ………幼馴染に借りたんだよね、
そう言いながら宮舘くんが指を刺したところには、「渡辺」という名前が刺繍されていた。
宮舘)翔太がオーバーサイズで買ったから……、俺がきてもこうなっちゃうの。
確かに、さっきの休み時間に見た感じだと、2人の身長差はほとんどなかった。ジャージの袖は指先がちょこん、と出るくらいの長さ。
萌え袖じゃん、かわい。
は、いやいや、男相手にかわい、って何だよ!!失礼だろ!!
俺)先生に怒られないの?
宮舘)……内緒ね??
人差し指を口元に持って行って俺に笑いかけてくる宮舘くんは少しお茶目で可愛らしかった。
初日は、宮舘くんに翻弄されて1日が終わった。
数日後
俺)あーもう最悪っ!
再び全力疾走中。今度は学校の廊下です。
明日提出の課題を教室に忘れたのを家に帰ってから思い出して、学校に取りに戻ってきた。
学校が終わってからだいぶ経っているし、もう部活動のある生徒しかほとんど残ってない。
俺)早く帰りてー!
階段を駆け上がって、教室に向かう。すると、何やらガタガタと物音がした。
〈んっ、ぁっ、やぁ、///
〈声、もうちょっと抑えろって……
え、え、もしかして、お取り込み中?しかも俺の教室じゃん………。
もしかしたら課題は取れないかもしれないな…と思いながらも、興味本位で音を立てないように少し近づいていくと、
俺)え………
そこにいたのは宮舘くんと渡辺くんだった。
宮舘)んっ、ふぅ、ぁ、///
渡辺)ん、クチュ、チュ
宮舘くんが机に座らされ、渡辺くんはそんな宮舘くんの腰を抱き片手で頬を掴んでいる。
宮舘)んんっ、ッぷはぁっ、はぁ、長いっ//ポカポカ
渡辺)ごめんごめん、いつまでもキス下手な涼太が可愛いから。
宮舘)んもぅ、そもそも、こんなところで誰か来たらどうするの、?
渡辺)1番奥の教室だから来たとしてもクラスのヤツだろ、
宮舘)だからって良い訳じゃないじゃん。
渡辺)そん時は、涼太は俺のモノって教えてやるよ…………チラ
俺)……!?
バレないように、柱の影から2人を見ていると、渡辺くんがチラリ、とこちらを見てきて目が合った。……というより光のない目で 睨まれた。
まるで、誰にもいうなよ、涼太は誰にも渡さねでからな、とでもいうように。
俺はそんな渡辺くんの顔を見て、背筋にピリと緊張が走って、そのまま学校を急いで出た。
神様、俺の恋物語は数日で幕を閉じました……
宮舘)そういえば何で昼休みあんなこと言ってきたの?
渡辺)え、なんか言ったっけ。
宮舘)「俺以外にその顔見せんな」って…。
渡辺)ああ、言ったな。
宮舘)今更そんなこと言わなくても…、みんなわかってるし。
渡辺)ちげーよ、あの転校生?
宮舘)モブくんのこと?
渡辺)たぶんそいつ。お前に気がありそうだったから、こいつは俺のモノって牽制したかったんだよ。チュ
宮舘)フフ、そうだね、俺は翔太のモノだもんね。
渡辺)だろ?チュ、チュ
宮舘)もう……、ねぇ、学校やだ…。早く家行こ?
渡辺)ん、俺も限界。
宮舘)今日もたくさん愛してね♡
渡辺)殺し文句ねそれ。
ゆり組尊い………( ՞⸝⸝⸝ᴗ ̫ ᴗ՞)
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