城ヶ崎「秋元……何だ?それは」
外出から帰り、ドアを開けた俺は、思わずその場に立ち尽くした。
秋元「じ…、城ヶ崎さぁん…」
こんなにも自分の目の前の状況が理解し難いのは、生まれて初めてだ。
城ヶ崎「貴様、ふざけているのか…?この忙しい時期に」
秋元「いや、そんなんじゃないんっすよ…これはマジっす」
困ったように頭を掻く秋元。
城ヶ崎「マジも何もあったものか。頭から猫の耳を生やす人間がどこにいる」
秋元「それがいるんすよ。今ここに」
城ヶ崎「冗談も大概にしろ」
秋元「本当ですねぇ。…冗談ならどれ程良かったことか」
威圧のこもった俺の言葉にも肩をすくめて飄々と返事を返す秋元に、俺はようやく冗談ではないのだと確信した。
城ヶ崎「…それで?原因は一体何なんだ」
秋元「俺もよく分かんないんっすよねぇ…気付いたら生えてたって感じです」
城ヶ崎「全く…」
俺の率いるこの羅威刃は、周辺組織を武力で支配するという仕事もあるのに、こんな見た目だとそれも駄目だ。威嚇も何もあったものではない。
城ヶ崎「…」
だが、仕事に支障が出るとはいえ、妙に愛着の湧く見た目をしている…気もする。
城ヶ崎「おい、秋元」
秋元「はい?」
呼ばれた奴が振り返った途端、俺はその耳に触れ、弄り回した。
秋元「は…?!ぁ、じょ、うがさき…さん…!!」
城ヶ崎「静かにしろ…」
俺はそのまま耳を弄び続けた。指の一つ一つの動きに連動するように、秋元の吐息が絶え間なく聞こえる。
秋元「あ、ぅ…!い、嫌だ…!!離して下さい…っ!!」
城ヶ崎「誰に向かって口を利いている、離すわけないだろう?」
その三角の耳に入れるように声を吹き込んだ。耳元で囁かれるのは刺激としては上物らしく、秋元は顔を染めて肩を震わせた。
それからどのくらい弄っていただろうか。
吐息がほとんど喘ぎ声に変わってきた頃、何かが俺の手を掴んだ。
秋元「じょ…がさき、さん…!!」
手首を掴む力が強くなる。
秋元「い…いい加減に…!!もう触んないで下さい!」
その口はまだ荒く呼吸をしていて、若干目も潤んでいるように見えた。
城ヶ崎「貴様…誰に向かって命令している」
誘われて流されるように、気が付いたら俺は秋元を押し倒していた。
城ヶ崎「本当にお前は…誘うことしか出来ないのか」
秋元「ん、違っ…!」
快楽で脱力しているのか、欲しがっているのか、秋元の抵抗にはまるで力が入っていない。
城ヶ崎「…随分と楽しくなりそうだなぁ?お前のようなやんちゃ猫を弄ぶのは」
そうやってちびちびと暴れる『子猫』に向かって、俺はもう一度囁いた。
秋元「く…っはぁ、城ヶ崎、さん…!!」
城ヶ崎「っ…、気持ちいいだろう?散々逆らった分、体で払ってもらうからな」
秋元「や…!やだっ!は、離して下さい…!!」
無駄だと言っているのに、秋元はまだちびちびと抵抗している。
城ヶ崎「…そんなに言うんなら、少し鳴いてもらおうか」
そう言うと俺は、挿れたモノを更に奥に入れ込んだ。
秋元「あ”あ”ぁぁぁっ!!く…//!!う”う”ぅっ!!//」
城ヶ崎「何だ、これだけでイくのか?もう少し粘ると思ったんだが」
ズプッ、という鈍い音と共に、秋元が最早叫び声に近いような喘ぎを上げる。
秋元「あ”っっ//はぁぁぁ…っ!!//動かないでぇっ…!//また//イッちゃう、からあぁ…」
城ヶ崎「何を言っている?お前がどれだけイこうと、俺がイくまで終わらないぞ」
秋元「やぁっ…ん、そんなっっ//!」
その後も、俺が腰を動かす度に秋元は何度も絶頂し、甘い声で鳴き続けた。
秋元「ひっ//あ”ぁぁっ//!や”…あっはぁぁ//う”ぁっ!//」
城ヶ崎「!…お前は、もう少し静かに出来ないのか…っ!(マズい…もう、イキそうだ…)」
秋元「いやぁ”んっっ//!も…ぬい”てぇっっ//!!はっぁぁぁっ//!」
城ヶ崎「そろそろ…ナカに、出すぞ…!!」
秋元「え”っ//?!…む、無理ですっっ//!!や”め”てぇぇっ!//」
城ヶ崎「っ…!!」
秋元「や”…!!あ、や”ぁぁぁぁっっっ///!!
…はっ、ぁぁぁ…あぅ、んん…はぁ、はぁ…」
城ヶ崎「はぁ…………はぁ…………」
秋元「…城ヶ崎…さぁん♪」
息を切らして無防備にしゃがみこむ俺に、不意に秋元が話しかけてきた。
秋元「初めて、あんたのお相手したっすけど…しんどいっすね」
城ヶ崎「お前は悦んでいたようだがな?」
秋元「でも、次はもっと優しくして下さいね?マジ疲れるっすから」
城ヶ崎「ふっ、…気が向いたらな」
秋元にそう言うと、俺は部屋を出ていった。
秋元「…はは」
マジ、色んな意味で『悪魔王子』だなぁ、あの人…♪
コメント
3件
うわあああ😭😭😭😭ずぎ!好きですぅ!😭😭😭秋元受け神😇✨💕!
尊死↓ ⊂( っ´ω`)っ