こんにちワルプルギスの夜。28話です。
先生が来た。
燕ちゃんは見ておくから授業に戻れとのことであるが、非常に残念である。
そんなこんなで思い足取りでグラウンドへと歩を進める。気温はとても高く汗とともに魂までもが抜けていきそんな程であった。にもかかわらず走ってボールを追いかける奴らには、やっべえとしか言えない。
こちらに一人、ダッシュで向かって来る。千蔭と冬美だ。
千蔭は般若のよう。冬美はいつも通りにニヘラ顔。が少しの焦燥も見える。
私の前で止まり。「燕さんは!?どうしたのだ?!」燕ちゃんの安否を聞いてくる千蔭。
「頭打ったけど、別に大丈夫そうだったよ。先生が看病してくれてるし。「ヨカッタ〜」秒で返事が来る。
冬見が千蔭にこいこいと腕をたてに降っている。「アニャワニャコショコショウッフンダ、」「ナルホドフンフンリョ」何を話しているのだろうか?
「美晴、済まん、先生を呼び戻してくれ。」
何故に?「何故に?」「人手が足りんのであると存ずる。」らしい。「誰が看病すんの?」と聞くと。「美晴。」そりゃ嬉しいが。「体育休めるぞ〜、美晴の成績だったら休んでもオk〜。」冬美の言葉は胸の割と奥側に突き刺さる。確かに!このときのための積み重ねではないか!そうと決まれば、
「 ^ω^)おっおっおっ、頭がいたいゾ☆」「よし、行って来い。」「オk〜〜〜!!!!」
廊下を軽い足取りでかける。保健室前。
コンコンコンとノックをしてからクラス番号名前、要件を言って。ベットへゴー。あとは普通に燕ちゃんが心配なので看病してあげたい。あっ違う、そうじゃなくて、先生を呼び戻す。小声で、「先生、人手が足りなくて困ってるらしいので行ってあげてください。」「二村?お前も体調不良か?」「私は軽いので、休むのと同じに看病変わりにしておきます。」「ん〜…わかった。行ってくる。」行った。ベットはカーテンで覆われているため多少の動きではバレない。にバレないように燕ちゃんのベット前に移動する。すると、ベットの前に、バケツがあり中には水。水を変えなくていようにという意味だろう。
これで看病できる。
困った「普通に辛そう…」息も荒くなっている。水は飲ませている。こっちには気づいていない様子だが。これ以上できることは。
キュ、と燕ちゃんの手を握る。それくらいしかできないが、
少し安心したか微笑む燕ちゃん。まだつらそうだが。それでも少し立つと、眠っている燕ちゃんが目にはいる。
そのまま手を握ったまま、一時間を慣れない保健室のベットルームで過ごす。鐘がなると。少しビクッとする燕ちゃんが、可愛かった。
だが、体育が終わるということは、先生が帰ってくることを意味していて、先生は次の授業にはでるように、と釘を差して私を追い出した。まだ、頭痛かったらどーすんだ。クソが。
ただ、もう少し見ていたかった、かも…?
えーとね、femです。期末試験がもうすぐなんで、この投稿でちょっと活動休止にしますので、そこのところよろしくお願いシマス。再開したら、ストーリー書きますので、お楽しみに。
それでは、皆さんが最高の読書ライフをおくれることを願って。
リオ、フィナーレ!!
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