テラーノベル
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私は目を覚ました。
彼女の姿を拝むことは無くなった代わりに彼女に喰らったダメージがでかすぎて気絶してしまったようだった。
幸い柚梨達に手当てなどしてもらった。
それにしても彼女は一体何だったのか?一向に謎が深まっていくばかりである。
そう思っても仕方ないから死月達に地図を見せた。
そして次の世界アルクへの通路と思われる祠が描かれており、その祠の周りには深紅色の森が描かれていた。
どうやらこの森を越える必要がありそうだ。
しかしこの地図は有能で所々にある古い建物の場所など悪物質を防ぐ建物は結構あるようだった。
私達は地図を見終わり、外へと出るが外の様子が変わり、空の色がどんどん黒く染まっていった。
そして周りが薄暗くなった瞬間私の頬に血が垂れる。
次第に大量の血が空から降り注いできた。
そして周りから魔物が現れた。奴らの目玉が充血してそれぞれの魔物が強化されていた。
私達は魔物に構ってられずに逃げていく。
しかし強化された魔物のスピードはとてつもなく一瞬で追いつかれそうだった。
柚梨の浄化フィールドに踏み入れた魔物は多少のダメージが入るも侵入してきた。
私は刀を振り奴らをできる限り倒していく。
血の豪雨のせいなのか赤色に濁り目の前が中々見えなかった。
そこで柚梨が放った「浄化フィールドφ」で大体の魔物が消え去る。
この状態なので魔力切れの柚梨はきつそうだ。
急いで建物へと急ぐが目の前に何やら影のような人物が現れる。
それは桜の飾りをつけて、チェーンソーを持っているみたいだった。
私は「閃光斬」と、彼女にダメージを結構与える。
その間彩樹が柚梨を抱えて「先に建物まで運んでおく!」と、言って先へ行った。
いい判断だ…多分ここから彼女を倒すまでの時間を考慮すると柚梨には大きな負担をかけてしまうからだ。
死月が「蓬もさっき戦闘したんだ…あまり無理はするなよ?」と、言った。
私はそのまま刀を構えて彼女に向かう。
彼女は笑ってチェーンソーの刃を私の刀にあてガリガリと音を立てていく。
死月は後ろから「サクヒン0 ホーリーライトスピア」と光の槍をぶつけていく。
彼女はそれを避けたと同時に私は白夜刀を掲げ「白昼斬」と、神々しく輝いた刀は彼女に強烈なダメージを与える
彼女が消滅したのと同時に空は晴れたのかわからないが先程より薄い色になった。
そして私は倒れ死月におぶってもらい建物にへと足を進めていくのであった…
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