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これは僕の女友達の話である。
女友達というだけで何もそんな関係ではないし自慢ではないし、
自慢よりも笑い話に近い話だ。
ちなみにテラーノベルあげてるつばさとは全くもって関係はない。
その人、iさんは3年の時に出会ったのだがその時から彼女は変人であった。
まず彼女は真面目なフリをしていた。
いかにも真面目。
なんかクラスを引っ張りそうな顔してんなぁー
と思っていた。
だがそれも束の間。
彼女ともう1人と3人でニュース係と言うクラス係を立ち上げたのだが
何一つ働かなかった。
しろよと言うとあははーと誤魔化した。
結構面倒だなと思った。
そしてよくチビチビとバカにされた。
その都度腹立った。
消しゴムなどもよく隠された。
完全にバカにされているのである。
だが消しゴムを隠したことは先生にばれてガチ目に説教されて
泣いていたので結構それは愉快だった。
そんな天真爛漫な彼女であるが数学と英語は得意であった。
こんな女でも成績はいいなんて人は見かけによらないねぇと一喝したくなる。
彼女に何か不満を言うと彼女は即座に論破してくる論破王であった。
何故こんなに論破が上手いのかわからない。
覚えているのは
彼女が宿題をするのを忘れて学校でしている時に
「宿題は家でやるもんなんやで!」
と僕が言うと
「え?でも学校で済ました方が家での自由な時間が増えるじゃん」
と最もらしいことを言ったり、
お前は変人だ!と僕が言うと
「いや、変人に見えて私普通だから、まず変人の人って自分は変人なんだって気づいてるじゃん」
と謎の変人論で応戦してきた。
でも人のランドセルに折り紙貼り付けてくるようなやつはねえ。
と反論すると彼女は
「いやあれは飾りつけだから。藤塚くんは人の好意がわからないの?」
と僕が性格悪いやつのように言ってきた。
これは変人という他ないだろう。