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俺の恋人がかわいい。
あ?俺の名前?そんなんいいだろ。今回は俺の話聞いてもらう。
俺の恋人はな、いつも「兄貴!兄貴!」って着いてくるん。
その姿が本当にかわいくてかわいくて。もー愛してる。
それに、寝坊助の俺を優しく起こしてくれる。世界一のモーニングコールだと
思っとる。
「兄貴、朝ですよ」
お前らに聞かせられんのが申し訳ないわ。
起きると、恋人とあったかい朝食が俺を向かえてくれる。
まだ眠いのか、ふやふやな顔で俺に笑顔を見せてくれる。
ちょーとお仕事が揉めてンやけど、俺ン恋人は通常運転だ。
「今日、パフェ食べ行きませんか?」
これは、夜の誘いである。俺らはアッチの方も相性がいい。
アイツは気づいてないと思うが、どろどろになるまでヤっとるとよく、自分の手を噛む。
今度、手袋でもプレゼントしてやろう。そんなことを密かに思い俺は首を縦に振った。
あぁ、幸せや。俺は幸せモンや。
ずっとこの幸せが続けばいいのにな。
でも、この幸せもじきに終わるだろう。そうなったら、
俺はアイツ、浅倉より先に死んでやるんだ。
悲しいな。
クソ。クソクソクソクソ。韮沢も苅込もやられた。
何でだ。ふざけるな。
浅倉。浅倉だけでも。逃げ………………
ごめんな。