こんにちは
早速どうぞ
⚠注意⚠
ナチ日帝
付き合っています
NLです
何でも許せる方のみどうぞ
《日帝視点》
日帝「えっと……このチョコに……」
(先輩に作っているチョコ……。喜んでくれるかな…。)
頬についているチョコをペロリと舐めながら、エプロンをつけ、愛する人の為に手作りチョコレートを作っている姿は、健気だなと周りは思うだろう。
時計が、午後の3時を指した頃、完成したチョコレートをラッピングし可愛らしい赤と白色の袋に詰め込み、リボンを巻く。
日帝「………」
(少し可愛すぎるか…?)
完成した袋は、とても目立っており先輩は、こう言う可愛らしい袋は、余り好きではないよなと考え戻そうとすると。
後ろから、聞き覚えのある声が耳に入る。
ナチス「日帝」
日帝「!」
急いで、袋を後ろに回し先輩には見せないようにする。まだ、渡すタイミングでは無いと思っているのだ。
日帝的には、夕食を食べた後に渡そうと考えている。
ナチス「凄く甘い匂いがしたんだが……」
ナチス「何か作ってたのか?」
日帝「あ…えっと……」
(どうしよう……今、言っても良いけど…もう少しタイミングが……)
返答に困っていると、先輩が辺りをキョロキョロと見回し、何かを探している。
ナチス「この匂いは……」
バレるか?と思った瞬間、此処で爆弾発言をされる。
ナチス「まさか、昨日のアレか…?」ボソッ
日帝「え?」
(昨日のアレ……?)
少しモヤッとした気持ちが入ってくるのが分かった。小さい声だったが、耳が良い日帝は直ぐに声を聞き取る事が出来た。
ナチス「……何でも無い」
少し間があった返事に、日帝はモヤモヤとした気持ちが、大きく膨らんでいった。余り、気にしたら駄目だと自分に言い聞かせ、適当な理由をつけてその場から離れる。
夕食頃、洗濯物を洗濯機に入れていた時に、先輩の服から甘い匂いがした。
日帝「ん…?」
(チョコの匂い……?)
そう思った瞬間、先輩の服のポケットから小さい手紙の様な物がポロッと転がった。
日帝「手紙……?」
中を見たら、失礼だと思い先輩に手紙が入っていた事を伝えようと思い先輩の居るリビングに足を運ぶ。
日帝「先輩、この手紙は……」
ナチス「?……!?」
驚いたと言うより、固まっている先輩に疑問を抱くと、手紙を受け取り、ビリビリに破きライターの火をつけ燃やしゴミ箱に捨てる。
余りの一瞬の出来事に、頭が追いつけないでいると先輩からこう問われる。
ナチス「……中身を見たか?」
日帝「い、いえ………」
ナチス「……そうか」
舌打ちをし、少し機嫌が悪そうな先輩に少し怯えてしまった。何か聞いては行けないことを聞いてしまったのだろうかと考えてしまう。
ナチス「!」
だが、先輩は直ぐに私を優しく抱き締め頭を撫でて下さった。
ナチス「すまん……突然の事で驚いたよな…」
日帝「………」
つい、先輩が撫でて下さった手が気持ち良くゴロゴロと喉を鳴らしてしまった。気づいた時には、もう遅い。恥ずかしさで顔が真っ赤になってしまった。
ナチス「ふふっ……可愛いな」
場の空気が穏やかになり、先輩の機嫌も良くなった様に見える。
日帝「あ…」
(そうだ、チョコレート……)
ナチス「?」
ゴソゴソと音を立てながら、ポケットから早く渡せるように、持っていたチョコレートを先輩に受け渡す。
日帝「あの……//コレ…//」
ナチス「私にくれるのか?」
驚いた声で、目を丸くする先輩をよそに私は視線を下に向け、余り目線を合わせないようにする。恥ずかしいのだ。
日帝「……はい//」
ナチス「ありがとう、日帝」ニコッ
チュと可愛らしい音がリビングに響く。
日帝「!?//」
ナチス「私からのお礼だ♡」
腰に手を回しながら、耳元でこう囁く。
ナチス「今日は、寝かせないからな?」(耳元)
日帝「ッ…//」
因みに、ナチスから甘い匂いがしたのはバレンタインの前日に、会社に行った際沢山の女性からチョコレートのプレゼントをされたらしい。
だが、日帝以外興味がないナチスは全て断ったらしいが、中にはしつこい女性が居ており、ナチスのコートに手紙を入れて告白する女性も居た。
ナチス「気色悪かったが、日帝で癒された」
その女性は、ナチスと日帝が仲が良い事に嫉妬しているのだが、多分大丈夫だろう。
何故なら……。
ナチス「日帝に危害を加えるのなら、それ相応の対処をする……」ニコッ
とても強い、セコムが居るから。(?)
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最強のセコムや…