上書き / 胡蝶しのぶ・宇髄天元
その日しのぶは高橋と言う階級が一つ下の甲の男と合同任務についていた。高橋という男の評判は悪く、女性隊士との任務だと必要以上にベタベタ触ってきたりするという。それは階級などお構い無しにしてくるそうだ。それは鬼殺隊員であればほとんどの人が知っていた。しかし、小さい子供たちの多くいる蝶屋敷には伝わっていなかった……。
し「初めまして。高橋さんですね?」
高「は、はい// 」
し「お願いしますね!」
高「あ、あの胡蝶様!不束ながらご提案が御座いまして、、、」
し「なんでしょうか??」
高「今回の任務先は宿だと伺っております。それでなのですが、夫婦として潜入するのはいかがでしょうか?」
し「?、、、しかし、御館様からは別々の部屋で待機し鬼を滅するよう命じられていますので。」
高「私が思うに、胡蝶様のようなお綺麗な方が1人宿に泊まるとなると逆に目立つことになるのではないでしょうか?」
し「き、綺麗は言い過ぎです。ですがまぁ一理ありますね。その手で参りましょう!」
その時、しのぶは微かにこの男のしのぶに対する下劣な視線に気づきつつあった。
し「私は聞き込みに行ってきますので、ゆっくりしていてください。 」
高「承知しました」
数刻後、しのぶが聞き込みから帰ってくると目の前には湯上りの酒に溺れ、まるで任務中とは思えない高橋の姿があった。
し「高橋さん!?」
高「胡蝶様?おかえりなさいませ。胡蝶様もお湯を頂いてきては如何ですか?」
し「いえ、私は大丈夫ですので」
高「鬼のことは心配なさらないでください。いざとなったら私が滅してみせます!」
正直これ以上高橋に何を言っても無駄だと考えたしのぶは仕方なく、日輪刀を手に持ち湯を頂くことにした。
身体を洗い終わり、湯船に浸かっていたその時、
高「胡蝶様ー!入りますよ」
、、、え?
し「え、ちょ。ダメです!!!」
咄嗟に近くにあったタオルを手に取った瞬間、高橋が中に入ってきた。
し「困ります。お引き取り願えますか?」
少し怒り口調で伝える。
高「違うんです!私は胡蝶様が倒れられていないか心配で」
普段のおおらかなしのぶとは思えない、低く重い声で、言い返す。笑顔は絶やさずに。
し「それなら大丈夫ですので、早く出ていってくださいな。」
高「は?なんだよ。心配してきてやったってのに」
し(人格が変わった?!)
し「きゃ!」
そう思ったのも束の間、高橋はしのぶを湯の方へと押し倒し、しのぶの身体を隠していたタオルを剥ぎ取った。
し「やだ!ちょっ!!!辞めてください!」
しのぶの声など届かない。高橋はしのぶの首筋から徐々に下へと吸い付いて行く。と、そこにしのぶは鬼の気配を感じた。しかし高橋は気づいていない。死という言葉が頭を横切る。恐怖と快楽に襲われながらも必死で日輪刀を手に取り、瞬時に毒を調合し鬼の首を目掛けて一直線の起動を描いた。
鬼の断末魔が響く。
その気配に一瞬気を取られた高橋の隙を着いてしのぶは逃げ出した。
足の速さは誰にも負けない。しかし計算外だった。鍵がかかっていたのだ。脱衣所のドアに。振り返った時にはもう目の前にいた。再び押し倒され、しのぶの秘所に指が伝う。生娘であったしのぶはまだ十分に濡れていなかった。そんなことはお構い無しに指を1本、2本と追加してくる。
し「ん!?」
高「柱と言えども所詮は首の切れない女。もう抵抗出来なくなったか?」
痛い。気持ち悪い。怖い。助けて姉さん!!!
高橋の指はしのぶの感じるところを狙って来る。
し「んぁぁ、や、、!!」
しのぶの腰は反り返り幾度か痙攣をしている。
し「はぁはぁはぁ、、、んっ! 」
高「挿れるぞ」
し「や、だ!ダメ!!お願い」
余りのショックにしのぶはその場で気を失ってしまった。
誰かの腕の中?走ってる?局部が痛む
し「う、宇髄さん?」
宇「お、胡蝶。目が覚めたか」
し「あの、助けてくださったのですか?」
宇「まぁそんなところ」
し「み、見ました?」
宇「見てねぇよ」
見なかったのでは無い。正確には見れなかったのだ。
宇(見れるかよ。美しすぎんだよお前の身体。俺まで理性飛ばすとこだったわ)
宇髄が御館様に機密に言い渡されたこの任務。着いた宿の先では気を失ってしまった裸体の同僚の上に覆いかぶさり今にも自分のモノを挿入しようとしている男がいた。宇髄は男を蹴り倒し気絶させ、気を失った胡蝶に近ずいた。近くにあった浴衣を上からかけてやる。所々に気を失った男の液が着いていた。胡蝶を横抱きにして湯の方に連れていき、なるべく触れることの無いように、見ることのないように洗い流した。
体を拭き、小さな身体を冷やさぬよう浴衣で巻き羽織をかけてやった。そして今に至る。
宇「てなわけだ。」
その直後しのぶは突然暴れだし、脚を隠すように浴衣の裾を引っ張り出した。
し「恥ずかしいです。」
身じろいした時の彼女の一瞬の痛みを感じた顔を逃さなかった。
近くの岩に彼女を座らせ、何処か痛むのか?と問うと少し間を空けて、恥ずかしそうに小さく頷いた。
宇「何処だ?」
し「言えません。」
宇「んー、ってことは、、、、局部か?」
し「っ!ち、がいます」
宇「その反応はご名答ってことだな?」
そう言うなり、見せろと言ってしのぶの両足をもち上げた。
し「え、ちょっと!!ダメですっ!」
宇「、、お前よく我慢したな。派手に腫れてんぞ」
し「そこで喋らないで、ください、、、!」
宇(ふーん。派手に可愛い反応すんじゃん)
宇髄は胡蝶の足を1度閉じた。
宇「なぁ胡蝶?」
し「?」
宇「怪我に唾液はいいって言うよな」
し「んー、まぁ確かに応急処置としては最適かもしれませんが、、」
宇「てことで、応急処置させてもらうぜ」
宇(ま、応急処置という名の上書きだけどな)
宇髄の舌が胡蝶の秘所を舐め出す。
し「う、ずいさん//ん、やぁ、、!!」
胡蝶が激しく痙攣したのを感じ、舐めるのをやめた。
宇「はい、応急処置終わり。あとは俺の嫁たちに処置して貰え。蝶屋敷じゃ頼めないだろ?」
し「、、はい。では、お願いします。」
胡蝶の了承もなく横抱きにして宇髄はまた歩き出した。
し「宇髄さん?先程は有難う御座いました。」
宇「お礼なら耳にタコが出来るほど聞いたぞ」
し「いえ、助けて貰った件も勿論感謝していますが。その、お、、応急処置の事です。」
宇「なんなら嫁じゃなくて俺が処置してやってもいいんだぞ? 」
し「え、、、、、、?」
宇「冗談冗談 笑」
し「いいですよ、私。宇髄さんなら」
宇「、、言ったからな?」
し「、、、、はい。」
宇髄との深い接吻を交わし、疲れもあったのか胡蝶は眠りについた。
その後の事は本人達と宇髄の嫁達しか知らない。
コメント
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雪華さん!お名前めちゃくちゃ可愛いですね🩷羨ましいです! 今回も素敵な作品ありがとうございました😭宇しのも最高ですね///! 又の更新待ってます!