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「ゆ、雪男!?」

困惑する燐と泣き叫ぶ小さい頃の雪男



「ギリギリ!」遅刻ギリギリで急いで教室に入ると…


塾生達に囲まれて背中で見えないがみんなが囲んでいる所から泣き叫ぶ声が聞こえた

「ど、どうしよう、あっ!燐!」

名前を呼んで駆け付けくるしえみに何があったのかと聞く

「そ、それが」

しえみに手を引かれてみんなが囲んでる方に近づく。


そこには目から涙を流して目を擦っている小さい頃の雪男だった。

「ゆ、雪男!?」

困惑する燐と泣き叫ぶ小さい頃の雪男

「説明は後で!」としえみが言ってくる

「泣き止ませてほしぃんや!」志摩が腕に縋りついてきた。

「状況は分からねぇが、任せろ!」

本当に大丈夫かいな、という心配そうな顔で見てくる勝呂さん!俺の方がお兄ちゃんだ!


「雪男、どうした?どっか痛いのか?」

「ひっ、」ぐす、ひっく と目を擦りながら縮こまる

「擦するな擦るな」目を擦る雪男の手を優しく掴んで止める、

「ん、」涙を流しながら何かに気づいたようだ

「め、りんにぃ、といっしょ」顔を小さい手で触ってきた

「おう、りんにぃだぞ」

「!おおきいねぇ」ふんわりした笑顔で笑う

「抱っこするぞ」一応声をかけると雪男はコクリと頷いた。よいしょと雪男を抱っこするとぎゅうと抱きついてきた

「眠いか?」何も言わずに頷いた雪男に「じゃあ寝てろ」と言う


1分もしないうちにすぅすぅと寝息が聞こえた


「で、何がどうなってるんだよ」

みんなの方に振り返るとみんな( ゚д゚)みたいな顔をしている (なんなんだこいつら

「なんだよその顔」

「燐が、お兄ちゃんしてる!?」どこから聞いてたのかシュラが叫んできた





「なるほど、あのクソピエロが犯人と言うわけだな、よしコレクションぶっ壊そう」

「こんな大声で喋っていいのかしら?」珍しく出雲が心配してきた

「あー、雪男は泣き疲れて寝る時は何があっても起きないんだよ」特に俺が横にいるとな、と言って雪男の髪を撫でる

「ふーん、そう」

「心配ありがとな!」

「べ、別にそんなんじゃないわよ!」



お兄ちゃん燐はマジで好き時々見せるお兄ちゃんギャップたまらんな〜〜〜!!

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