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26 - 26話〜早起きは三文の徳〜

2025年07月15日

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クルミ

「ふわー、もう朝かー」

ぼくは取り敢えず顔を洗って身支度を済ませた。

「あれ、光一がいない」

というか、村長さんもいないし。

「うー、疲れたー」

「そうじゃのー」

「あ、帰ってきた。光一、今までどこ行ってたの?」

「ちょっとね」

なんだか曖昧な答えをされた。

はて、なぜ濡れているんだ?

「ちょっと待て。おい、真条。貴様はなぜまだ寝ているんだ」

「ぼくもさっき起きたところだよ」

「クルミはかわいいから許すとして、こいつだけは許せねぇ。

俺は殺人事件を解決するために2時頃に叩き起こされたってのに」

か、かわいい。かわいいって言われちゃった。

ぼくは少し顔が熱くなった気がした。

「おいごらっ、起きろ真条!」

「ぬあ?あれ、もう朝?」

「とっくに朝だよ。もう6時だぞ」

「はえーよ、6時は流石にはえーよ」

「いやいや、6時に起きるっていうことはだな非常に重要なことで、ガミガミ」

かくして、ぼく達は全員が身支度を済ませた。


♢なうろーでぃんぐ♢


熊野光一

「くそ、まだちょっと眠い」

「大丈夫?何かあったらぼくに言ってね」

「ありがと」

クルミがちょっと優しくなった?

「ふわー、いやー眠いね」

「てめぇが一番寝てたんだぞ。俺なんか2時だぞ2時!」

うー、イライラする。クルミを撫で回したい。

「さて、御三方。今日は祭りじゃ。存分に楽しんできてくれ。

熊野さんが事件を解決してくれたから、代金は結構じゃよ」

『おー!』


   〜つづく〜



あとがき

クルミちゃんがかわいいですな。

なでなでしたい。

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