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❍ 71 ◇彼の指が──
指が秘所を擦りだし、それは何度も何度も反復された。
自分でも何かの折にその肉片に触れたことはある。
だが、自分で触れるのと他者が振れるのとは大きな違いがあった。
羞恥と快感の狭間で私はとても困った。
そのうち、彼の指が膣の中に差し込まれたのが分かり、ますます私は混乱した。
世の恋人たちや夫婦は、いつもこんなことを平然としているのだということに
思い至り、結婚するって、すごい~と妙な感動に浸った。
そうこうしているうちに、指の抜き差しによる快感の波がやってきた。
どうしよう、気持ちよすぎて……『ぁっふんぅ~』 声が止まらなくなる。
それなのに、寸止めのように指は、スルリと抜けていった。
快感と名残惜しさから涙目になっている私をよそに──
彼は私の寝巻の胸をはだけた。
「まほりちゃんのおっぱい、マシュマロみたいでむちゃくちゃそそるなぁ~」
そう言いながら、はや私の胸は彼の手によって揉みしだかれた。
そんな彼は、同じ会社で上司と部下として一緒に働き、時々食事に行ったりLINEで
話をしたりはするけれど、世間で言われるようなところの不倫関係でもなく、また
好きだと告白されているわけでもなく、曖昧な形で少し親しくしていただけの男性だ。
それが想像をしてなかったと言えば嘘になるけれど、でもまさか……ベッドの上で
こんなことやあんなことをされる仲になるだなんて、そんなことを考えるに、肉体の
興奮とは別の興奮に《も》私は包まれた。
胸を何度も何度も触れられ大きな手と指に巧みに揉まれ、そのうち乳首を彼の舌で
転がされていることに気付いた。
舌と口で頂をたっぷりと舐められ、しゃぶられ、吸われ──これでもかと
翻弄されているうちに……。
またもや、官能の波がやってくる。