コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
始まりは高校生の時の修学旅行でした。
沖縄に行き、何日目か忘れてしまったけど、クラスで防空壕に行きました。まず防空壕の前で現地の方に戦争の話、この防空壕の話を聞くことから始まりました。私は、決して真面目な方ではなくいつも後ろの方で友達と喋っていて先生に注意されている方の人間でした。でもその日は、仲のいい友達(男女合わせて8人)がちゃんと戦争の話を聞いてくれないのが許せなくて…
話しかけてくる友達達を無視して、1番前に行き話を聞いていました。
いよいよ、防空壕の中に入った時に何故か懐かしい感じがしていて現地の方から、
「ここで多くの人が焼かれて亡くなりました。
黙祷をお願いします。」
と言われ、黙祷を始めた時に悲しさと悔しさが溢れてきて号泣してしまいました。
あまりの号泣だったのですぐに現地の方が気が付き、
「その子は列の真ん中にして!!
友達は両方から手を繋いで!!」
と言われ、友達に挟まれ手を繋ぎながら防空壕の中を出ました。
出口で別の現地の方が、塩を持って待ってましたが…笑
防空壕から出ると、いつも通りに戻りなんで泣いたのかも分からない。なんで皆んなが話を聞いていないのが腹立たしく感じたかも分からない状態でした。(友達が言うには違う人みたいだったとのこと)
これがこれから体験していく恐怖体験の始まりでした。