突然ではあるが、私、特務司書は自分を理解できず、困って、迷ってた。そんな事を考え、目的地も決めずに歩いていた。そうすると、いつの間にか食堂に着いていた。そして、食堂に太宰先生が居た。
「あら、太宰先生、何故食堂に?珍しいですね、いつもはBARにいらっしゃるのに」
丁度良かった、太宰先生の一視点のようなものを教授願おう、と話かけた。
突然だが、私、特務司書は自分と云ふ者を理解できず、困っていた。そんな事を考え、目的地も決めずに歩いていた。そうすると、いつの間にか食堂に着いていた。そして、食堂に太宰先生が居た。
「あら、太宰先生、何故食堂に?珍しいですね、いつもはBARにいらっしゃるのに」
丁度良かった、太宰先生の一視点のようなものを教授願おう、と話かけた。
『それはこっちの台詞だよ、司書はなんの用でここに?』
「少し、自分が分からなくなってきたので、歩いていましたら食堂に着いてしまったんです」
『ヘェ、錬金術師も悩みはあるのか』
「あ、ありますよ!私も錬金術師である前に 一人の人間なんですから!!」
『へへ、そっか、意地悪言ってごめんね司書さんの悩み、聞かせてよ』
少し、悪戯っ子のような、そんな顔をして云った。
「私、怖いんです、体だけ大きくなってって心はちっとも大きくならないなんというか、体と心の年齢が合わない気がするんです」
『…それは皆そうなんじゃないの?俺だって一応100歳こえてるけど小さいときってーか、“あの頃”と大してあんま変わんないし』
あの頃、生前だろうと思う。
「……そう、なんでしょうか…」
『それに、気にすることは無いよとか無責任な事は言いたくないけどそんなこときっとみんな気にしてないよ、試しに誰かに聞いてみると良い少なくとも俺は前者だ。』
「そうです、か、へへなんだかちょっと嬉しいです」
『そう?ならいいんだけど…でも、司書の気持ち凄く分かるなぁ人間って面倒だし凄く砕いて言うと、自分の生きたい道を行った方が良い。』
と、云ってくれた
「ふふ、ほんとに、ありがとうございますずっと困ってて、迷ってて、ずっと、怖かったから本当に、ありがとうございます」
『うん、強く、生きてね。』
私が時計を見て、ああ、もうじき仕事の時間だ先生に一つ謝って司書室に戻らないと、と席を立つと…もう、行っちゃうの?と言われたので
「ごめんなさい、午後から潜書の予定があって、此の恩は又絶対に!!」
と言って早めに会釈をして、少し小走りで司書室に向かった。走る私を見ながら、太宰先生は手を振って声を張り、そっか、じゃあまたね〜!!と云った
『……わかんないなぁ…。鈍感なだけなのか、小娘一人にどうしてこうも俺は…』
そう呟いて、なんだかなぁ、ともやもや考えて、頼んでいたソーダ水を飲んで、炭酸が抜けて甘い、悪く言ってしまうが正直不味い。もっと、先に飲んでおくべきだったな、と思い頭をガシガシとかいて、ため息を吐いて、そのまま、自分の部屋に帰った。
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良い感じの落ちがなくてすみません!!!!!!!!!!
コメント
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上手い人に限ってなんで伸びないのか不思議……