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「……どうしようかなぁ。あ、そうだ。さっきの東雲さんって人……理人さんとどういう関係なんですか?」
「っ……は?」
突然何を言い出すのかと振り返ろうとした瞬間、瀬名の指先がつぷり、とナカに入り込んできた。
「 んんっ……」
「ちゃんと答えられたら、もっといいモノで激しく突いてあげますよ」
「あっ……はっ……なんで、そんなこと……っ」
「ねぇ、あの人彼氏ですか? それともセフレ? 随分挑発的な目で僕を見てましたけど……」
瀬名は二本に増やした指で理人の内壁を執拗に弄りながら、さらに問い詰めてくる。
「っ……んなわけねーだろ」
「じゃあ、セックスしたことは?」
「あ……っんぅ……っ」
ぐちゅり、と瀬名の指が前立腺を正確に捉えて押し上げた。甘い痺れが全身を駆け巡り、理性が熱に溶かされていく。理人は逃げ場のない快感に身悶えた。
「ああぁっ……! やめっ……そこ……っ!」
「質問にはきちんと答えてください。じゃないと、今日はもうこれで終わりですよ」
「あ、んっ……あ、ある! でも、一度だけだ……っ!」
「本当に? 理人さんって案外、誰とでも寝る淫乱なんだなぁ」
瀬名はわざとらしく吐き捨てると、さらに深く指を埋め込んできた。
「ぁあっ! 違っ……んっ、本当に……それだけだ……っ」
ずぶっ、ぐちっ、ぬちゃっ。 静かな寝室に厭らしい水音が響き、理人は枕を指が白くなるほど握り締めて喘いだ。
その拍子に、枕の下から桃色の筒状の物体が覗く。瀬名は一瞬動きを止めると、それを引き抜き、獲物を追い詰めた獣のような笑みを浮かべた。
「へぇ……こんなものを枕の下に隠してるなんて。ねぇ、理人さん。これ……何?」
「え……?」
カチッとスイッチが入る。ヴヴ……という無機質なモーター音が、静寂の中で小刻みに震え始めた。
「そ、それは……っ」
「理人さんの部屋って、探したらこういうのたくさん持ってそうですよね。……どこにあるのかな?」
「……っ」
「教えてくれないと、今夜はイかせてあげませんよ」
瀬名はニヤリと笑うと、震えるローターを理人の敏感な胸元に押し当てた。
「んっ……! なぁ、もう……やめろ……っ」
「なら、早くこれの在処を教えてください。……他にも、あるんでしょう?」
「それは……っ」
「……強情ですね」
瀬名はローターを後ろの窄まりへと持っていき、その縁に押し当てた。理人は弾かれたように身体を震わせる。
「ひぅ……っ!」
そんなもの、絶対に見せるわけにはいかない。だが、これ以上抗えば、本物の「楔」を拒むことになってしまう。
(どうする……?)
焦れば焦るほど思考が混濁していく。その反応を楽しむように、瀬名は後孔の周辺を緩慢な動作で撫で回し、時折、掠めるようにして振動を中へと侵入させた。
「んっ……ぁっ……んんっ」
理人が堪らず腰を引くと、再び縁を執拗に弄られる。じわじわとした焦燥感が湧き上がり、頭がおかしくなりそうだった。
「はぁ……理人さん……」
「ぁうっ……」
瀬名は吐息混じりに名前を囁くと、理人の腰を強く抱き寄せ、耳殻を濡れた舌でなぞった。鼓膜に直接吹き込まれる熱い吐息。ぞくぞくと背中が粟立ち、思考が白く染まっていく。
「理人さん。ほら、言わないと……ずっとこのままですよ?」
「……っ」
瀬名の指がわずかに沈み込み、ローターの振動がダイレクトに直腸へと伝わった。たったそれだけの刺激なのに、開発されきったそこは、さらなる強欲な快楽を求めて猛烈に疼き始めていた。