だいぶ期間が空いてしまいました。
内容把握のため前話読み直し推奨です。
明那side
罪悪感はある
ふわっちを監禁したこと
間違ってるんだろ?知ってるよ
それでも俺は
ふわっちが好きだから
今日は一日お仕事で外に出ていた。
正直ふわっちを1人にするのは不安だったけど
最近は抵抗もしなくなったし
(俺のことを思ってくれてるのかな…なんて)
そんな妄想をしていると
自然と顔がニヤける
今日はふわっちに抱きつこう
いつも殴ってばかりでごめんねって
俺は大好きだよって伝えよう
それで、監禁は終わりにしよう。
ちゃんと話し合いたいしな
そう思い玄関のドアに手をかける
あれ?
俺鍵閉め忘れたっけ
嫌な予感がした。
(まさか…!?)
俺は急いで監禁部屋に向かう
「ふわっち!」
思い切りドアを開けると
ふわっちの姿はなかった
なんで?どこに行った。いつだ?いつ?どうやっていった。なんで、どうして?
「ハッ…ッ、フーハッ…、」
勘違いだったのか
ふわっちが俺だけを思ってくれてるなんて
あり得ないのか
だから逃げたのか
どうして、俺じゃ…
こんなにも大好きなのに
愛しているのに
誰よりも何よりも
そっか
愛が足りなかったのかな
ふわっちに伝わってなかったんだきっと
俺が教えなきゃ
俺がふわっちに
たくさん教えてあげるから
周りなんて気にならないくらい
たくさん教えてあげるから
俺は気がつくとナイフを片手に家を飛び出していた
不破side
甲斐田に手を掴まれて走っている
久しぶりに走ったから息切れがすごい
「甲斐田!かいだ、はなして!」
「離しません、明那先輩がいつおってくるかわからないんですよ?」
明那に会いたい
逃げる気なんてないんだ
だって逃げる理由なんてない
痛いのはやだけど
それでも一緒に、一緒にいたい
「い、いやだっ」
俺は甲斐田の手を思い切り振り払う
「なんで、不破さんどうしてですか?、そんなにアザを作られて、なのに、」
「っ…おれは!」
「ふわっちダメじゃん」
背後から声が聞こえる
明那?
コメント
4件
おぅぉぁぁぁぁぁぁぁ… どう表していいんだこの感情… ちょっぴり続きが楽しみです…
メリーバッドエンドにするかハッピーエンドにするかで迷い中です。
テスト期間でかなり空いてしまいました。すみません!