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ハイハイ
31
・カンタロー×貧ちゃん
・カンタローがヤンデレ
・貧ちゃんが監禁されてます
・「」←カンタロー 『』←貧ちゃん
・地雷の無い方のみどうぞ
(カンタロー視点)
今日も仕事を終えて帰路に着く、今日も俺の愛しの人が待っている。俺は足早にドアを開け、1つのドアを開ける。
「ただいま、貧ちゃん」
貧ちゃんは裸足に足枷を付けられている、もちろん俺が付けたんだ。どこにも行かせないようにする為にね。あぁ、今日も可愛いなぁ…♡♡俺は堪らずに抱きしめると、貧ちゃんは肩を竦ませた。
「今日も警察やみんなが貧ちゃんを探してるよ、貧ちゃんこんなに人気者だったかな?」
「でもどれだけ探しても見つかるわけ無いよ、俺達の家は都内じゃないんだから」
貧ちゃんの肩が震えている、何で怖がってんの?俺はいつもと変わらないのに。俺は居酒屋の店主を辞めて今別の仕事に就いてるんだ、貧ちゃんと一緒に暮らす為には沢山のお金が必要だから。
『か、カンタロー…いつまで俺をここに居させるつもりなの?俺…キング達に、みんなに会いたいよ…』
えー…そんなこと言っちゃうんだ。俺達この部屋で結婚式したのに、もう忘れちゃった?貧ちゃんの家はここなんだよ?
「そんなに皆に会いたいの?でもね貧ちゃん、もう皆には会えないよ」
『え…?』
キングのペンキ屋、ニコちゃんのクラブ、ターボーの会社、ちょんまげの家…全部燃やすように言ったんだ。だからあいつらの居場所を無くしてあげたんだよ。そしたらその事でいっぱいになるでしょ。俺は燃やすように言っただけ、実際に放火はしてないんだから。
「今頃皆空を飛んでるよ」
『な、何言って…』
「そのまんまの意味だよ、皆は空の上ってこと」
貧ちゃんは状況が分かったようで絶望的な表情をした、こんな顔も可愛いなぁ。あ、逃げようとしてる。俺は透かさず貧ちゃんの腕を掴んだ。
『いやっ…や、やめっ…』
「貧ちゃん」
どうして逃げようとするの?皆はもう居ないのに。警察も皆も来ない。2人だけの世界、こんなにも素晴らしいものは何も無いだろ?
「逃げないで」
『っ…ひっ…!』
怯えたような表情も、泣きそうな顔も全部可愛い。俺は貧ちゃんの首元に吸い付く。
『ぁっ…!んんっ…』
俺のものだっていう印を付けないと、他の誰かに取られないように。ガタガタ震える貧ちゃんの頬を撫でる。
『あ…あ……』
貧ちゃんの目から涙が流れる、泣き顔も可愛いだなんて手放す理由が無い。
「もうこんな時間、一緒に寝よう」
『ぃや…む、り…』
まだ寝たくないの?あぁそっか、アレがしたいのか。それなら早く言ってくれればいいのに。俺は貧ちゃんにキスをする。
『んっ!?♡』
震える身体を抱きしめ、舌を絡ませる。大丈夫だよ、怖くないよ。俺がいるから。
『んぅっ…♡♡ふっ♡ふぁっ…♡♡』
可愛い可愛い…貧ちゃんの可愛い姿、全部目に焼き付けたい。しばらく深いキスをした後俺は貧ちゃんに突き飛ばされた。
「ってぇ…貧ちゃん…?」
『っ…も、もう嫌だっ!俺、お前のことなんかっ…』
その先を語られないよう遮るように貧ちゃんの首を絞める。今、何て言おうとした…?
『あ”っ…がっ…!う”ぁっ…』
嫌いだなんて言うわけないよな?俺達は結婚したんだから。愛してるって言わなきゃダメだよ、貧ちゃん。俺は手の力を強める。
『っ…あ”ぁぁっ…ぐっ…う”ぅ〜っ…』
すんでのところで手を離す。首元には赤黒い跡が浮き出ていた。これはこれで加虐心をそそられる。貧ちゃんには首輪が似合うだろうな。
『げほっげほっ…はぁっ、はぁっ…』
「貧ちゃん」
俺は貧ちゃんの両頬を掴み、顔を近づける。至近距離の貧ちゃんはもう抵抗する気が起きないようだ。
「二度と、嫌いだなんて言おうとしないで」
『っ…』
「返事は?」
『ぁ”…は、い…』
手を離すと貧ちゃんはその場にへたりこんだ。今回のことでよっぽど恐怖を覚えたんだろう。でもこれで分かったよね?俺からは逃げられないってこと。俺は貧ちゃんをお姫様抱っこし、ベッドまで連れて行った。貧ちゃんの眼鏡を外し、抱きしめながら頭を撫でた。まだ身体が震えている、落ち着かせなきゃ。
「おやすみ、貧ちゃん」
明日も一緒に過ごそうね。
コメント
3件

更新ありがとうございます。彼の目には少なくともみんなを奪い去った化け物にしか見えなかったでしょうね……切ないです。 救いがなくてとても読み応えがありました☺️
監禁17話読了!カンタローの執着がヤバすぎて震えた……「皆にはもう会えない」って告白の仕方も、首絞めからの「二度と言おうとしないで」も、愛が歪みまくっててでもだからこそ目が離せない展開だったよ😭💦 貧ちゃんの怯えと涙が切なすぎて胸がギュッてなった……。次も読みます、更新ありがとう!⋆♡