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〜ミルクレープ〜
1日目、好きな人を見つけた。気づくと目で追ってしまっている。どうしてこんなに鼓動が速いのだろう?
2日目、彼がいるクラスを知った。
同級生で、私の横のクラスだった。なぜか少しだけ嬉しくなった
3日目、彼と委員会が一緒になった。
ドキドキして彼の顔が見れない。私の体が私じゃないみたいだ。
……
一目ぼれで好きな人ができてからつい目で追ってしまう。うまく顔を見れない。…初恋ってこんな感じなんだな。
毎日、毎日、好きな人との進展日記を 書いて記録している。
そんな進展日記が一冊、書き終わった。それを買いに100均に向かう。
「…あった。」
手に取ろうとすると、隣の人と被ってしまった。
「「あ、すみません。」」
そう言って顔を見合わせた。
なんとそれは好きな人だった。
胸がドキドキして落ち着かない。
その場から逃げたい。顔が沸騰しそうなぐらい熱い。
好きな人に背を向け逃げるように走り去ろうとした。
『待って』
腕をつかまれ、好きな人の方に引き寄せられた。
『なんで逃げるの?学校でも目合わないし、合ってもすぐそらされるし。どうして?』
悲しそうに言ってるけれどこの顔はイジってる顔と本当になんで?って顔をしてる。
「好きだから。恥ずかしいんだもん」
なんて口が裂けても言えなくて。
ただ、無言の時が流れる。
『…多分心の声言ってたよ…』
と顔を真っ赤にして顔を手で覆ってる好きな人がいた。
77日目、新しい日記に変えた。
好きな人が彼氏になってくれた。両想いだった。飛び上がるほど嬉しかった。
そう日記に書き込み、スマホを開きメールを打つ。
「明日一緒に登校しよ」
明日からはもっと明るい毎日が始まりそうだ。
自作のミルクレープを食べながら、日記帳もミルクレープみたいだと思って日記帳を閉じた。
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