/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
シェアする/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
シェアするテラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
シェアする電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
「….外の世界に？」
「はい…。」
「…貴女が行きたいのなら、それに私が答えるだけね。」
「ありがとう、ございます…。
忙しい筈なのに….。」
「いいのよ。貴女に頼まれて「良い」と言わなかったら姉に殺されるわ。それに、私もちょうどいい所を見つけたの。」
「へぇ、そうなんですか。」
「分からない所があったらすぐ呼んでちょうだいね。私か藍が出るわ。」
「わかりました。」
「それじゃあ行くわよ。目をつぶっていなさい。」
「はい…。」
「──スキマよ。私の呼び声に応えなさい。」
《…目を開けてもいいわよ。》
「分かりました…」
ﾊﾟﾁｯ…
…ここが外の世界かぁ。
でも前に言った所とは少し違う？
よく分からないな。
「…あ、明日が入学式だったね。」
《そうよ。そして、私が指定した所へ行ってちょうだい。》
「はーい。」
「…ここですか？」
《えぇ。あ、少し待って。》
「はい。」
ﾌﾞｫﾝｯ…
「よいしょっ…と。」
「ど、どうして出てきたんですか？」
「話は私からしてあるけど、念の為確認するのよ。」
「へぇ。」
ｺﾝｺﾝ…ｶﾞﾁｬｯｯ。
「はい。どちら様でしょうか。」
「八雲紫よ。今日はサリバン殿にお話があるのだけれど。」
「…サリバン様は今お取り込み中なのですが…」
「あ、オペラ〜！家にあげても大丈夫だよ〜！」
「ですが…..わかりました。どうぞこちらへ。」
「ありがとうね。」
「………。」
「…1人？(ﾎﾞｿｯ」
「…いいえ。”二人よ”。」
「…..そうでしたか。失礼しました。」
「別にいいよ。(ｽｩ…」
「…!?」
「私は許してあげる。
だから謝らなくてもいいわ。
それに気づかなくても当然よ。私は、道端にある小石のような存在だから。」
