※注意※
・病気系
・バッドエンド
・死ネタ
Nattsuサンのリクエストです!
この話はzm.shoが主役です。(高校生ダヨ)
他の人はあんまり出て来ないヨ。ご理解の程宜しくお願い致します。
ではGO!
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zm.side
ピピッピピッ
zm「ん…」
目覚まし時計の音で目を覚ます。
zm「もう朝か..」
そう呟いて体を起こす。
洗面所に重い足を運んで顔を洗い歯磨きをする。
zm「ふう…飯食うか…」
階段を下り下に行くと何時も通り朝御飯がならんでいた。
俺の親は仕事が忙しいらしく、朝顔を見れる事は少ない。
冷めたトーストを齧り乍らテレビを見る。
詰まらないニュースしかやっておらず、サッサと食べて上に戻る。
制服に着替えパーカーを羽織り、鞄に教科書やらを適当に詰め込む。
そして戸締りをして家を出る。
zm「行って来ます。」
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ぼけーっとし乍ら歩いていると後ろから肩を叩かれる。
振り向くとそこには、親友のシャオロンが居た。
sho「おはよゾム!」
zm「はよー」
返事を返すと他愛のない話をし始める。
sho「_____、__?」
zm「___、__」
sho「____!____!!」
zm「_____w」
sho「ww」
そう話していると学校に着く。
シャオロンとは同じクラスで隣りの席だから殆ど一緒に居る。
周りからも仲良いねって云われるのは日常茶飯事だ。
sho「ゲホッ…」
zm「シャオロン大丈夫か?」
sho「ッあ..、だ、大丈夫大丈夫!!一寸むせただけ…」
zm「そうか…?」
なら良いかと授業の準備をする。
後に俺は、ここで何もしなかった事を後悔した__
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その後は特に何も無く準備を受けて帰った。
__帰り道__
zm「マジで山本話長いわ…」
sho「それなー?説教も長いしホンマ疲れたわ..」
教師の愚直を言い会っていると、何時の間にか家に付いていた。
zm「じゃあなシャオロン、また明日」
sho「ッ…。ぞ、ゾム..」
zm「ん?」
sho「あ..えっと…」
sho「….やっぱ何でも無い」
zm「?」
sho「御免..また明日な…!」
zm「おう?」
そう云って家に入る。
その後は飯食って、風呂入ってゲームして__
普通の一日を過ごした。
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sho.side
_家_
sho「ゲホッゲホッ…」
母「先生…、この子は..シャオロンは大丈夫なんですか…?」
医師「判りません..一つ云えるのが、このままだと命を落とす可能性が高いという事です。」
母「そんな…」
父「何か助かる方法は無いのですか…?」
医師「残念ながら…」
医師「せめて、最後に好きな事をやらせてあげてください。」
父「シャオロン…」
sho「ゲホッ….」
これはもう無理だな。
そう自分でも思った。咳ばかりしていて喉が痛い。
そのせいで喉が腫れているのか呼吸もしずらい。
好きな事なんてもう何も出来ない。
両親や先生に無理云って学校に通ってた。学校が一番好きで、何より親友のゾムが居るから。
もう会えないのか。..まだ話したい事沢山ある。
sho「ッは…」
あー、ホントにダメそう…
俺、死ぬんだな。
..生まれた時から躰が弱くて。諦めないといけない事も沢山有った。
諦めて、手放して。それでも病気は俺の躰を蝕んでいく。
sho「….御免ッ、ゾム……」
sho「ゲホッ…。….先、行くわ..」
________
母「シャオロン…?シャオロン!?」
父「嗚呼、シャオロン….!!」
母「先生ッ…!!!」
医師「……….」
首を振る。
つまり、シャオロンは___
母.父「____!!」
医師「シャオロン君は…良く頑張りました。」
医師「今日まで生き続けましたから..」
母「シャオロン…」
…………
母.父「生まれてきてくれて、有難う…!!」
________後日____________
シャオロンの訃報は学校にも伝わった。
教師「うちのクラスのシャオロン君が___」
zm「…..え?」
噓だと思った。
だって、そんなこと有り得ない。
教師「持病が悪化してどんどん酷くなったらしい…」
zm「シャオロン…」
隠してたのか。ずっと。
あの時の咳も、顔色が悪い時も、俺等に心配掛けない為に__
zm「…………」
そうだとしたら俺は、親友失格だな
zm「….御免..、シャオロン……」
シャオロンの訃報が伝えられた日は快晴だった。
校庭には、紫苑の花が揺れていた__
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はい、どうでしたか?
今回は一気に書いてしまいました。2000文字打ったらしいです…()
最後の「紫苑」というお花、実は意味が有るんです。
本当はヒマワリかなーと思ったんですが紫苑にしました。
時間が有ったら是非調べてみて下さい。
それじゃあおつー
コメント
2件
リクエスト通りに書いてくれてありがとう!
すごいストーリー凝ってる…!!!