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運命の彼3
遅くなりまたしが、続きです!
今回、オリキャラと四季くんしか出てきません!
スタートします!
⚠️ BL要素薄め 焼肉屋 キャラ崩壊⚠️
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極寒地域かと勘違いするぐらいには、寒く重い圧がのしかかる。
「ねぇ、どういうこと?」
空気が重く、陽の目が泳ぐ。
四季は顔を青色に染め、手が震える。
「いや、そういう意味じゃねぇて!」
四季が慌てて撤回し、否定する。
「そう、良かった」
ニコッと笑う一季の姿はまるで阿修羅のようであった。
「で、何が見えたの?」
「さっきも説明、したよな?」
「ぇ?」
陽はきょとんとした顔をする。陽はさっき来たばかりなので、糸の話は聞いていないのだ。
四季は淡々と再び、糸の説明をする。
陽はそれにウンウンと頷き、興味深く聞いていた。
「なるほどな、?」
「オレンジは、相棒やライバル」
「赤は深い絆を結ぶ相手、黒は相性の悪い相手」
「青は運命共同体、黄色は知り合い」
陽は四季に説明されたことを確認をするように、発する。
「白は、相性抜群」
「それが、お前と俺に出たんだな?」
結論にたどり着き、四季は必死に首を縦に振る。
「へぇー、俺とお前の相性抜群なのか!おもしれぇな」
「で、俺はどうすればいいんだ?見る限りだと···お前は運命をさがしてんたんだろ?」
陽の言葉に四季は驚き、動きを止める。
運命を探していたなどと、一度も言っていない。
(なのに、なんでこいつは知ってんだ?)
四季は首を傾げ、考える。
なぜバレたのかは分からないが、それも運命だからだろうと、納得した。
「えっと、俺と···」
四季はかしこまりながらも、オドオドという。
こんなにも緊張し、焦ったのは初めてなのか、目を回している。
「俺と、死ぬまで一緒に居ってください!っ」
四季は頬をピンク色に変化し、照れ照れしている。
「んー、????」
陽はあまりの予想外な言葉に一瞬、思考停止をする。
一季は怒りのあまり倒れ、意識を闇へと手放す。
「えっと、だめっすか?」
四季は頬を染めながらもいう。
陽は考えた、此の世にこんなにも可愛らしい天使がいていいのか、と考える。
ここは天国なのか、頭の中には尊いという言葉しか出てこない。
「すんません、俺···白い糸の人と会うの2回目で······」
「それに、こんな太い糸の人と初めて会って···嬉しくて」
四季は目を細め、下を向く。
少し寂しそうにする四季を見て、陽の心は締め付けられる。
こんなにも可愛く、尊い彼が悲しんでいることに心痛める。
「いや、大丈夫だ!お前の話に乗るぜ!」
陽は顔をしかめ面らしき表情をする。
その表情に、急に言われ困ってるいるのだろうと勘違いした四季は、したを俯く。
「お前の話に乗るぜ!」
陽気な声が前から聞こえてくる。
「えっ!本当ですか!!!っ」
驚きのあまり顔を上げ、非常に大きな声で嬉しげに言う。
「あぁ、」
「じゃ、じゃあ!」
「?」
四季は部屋の隅に置いてあった、リュックを取る。
紺色のリュックの中をゴソゴソと漁ると、ノートが出てくる。
そのノートには『やりたいことまとめ』と書いてあった。
「あの、俺と一緒に···これやんないすか?」
「あ?やりたいことまとめ?」
その中を覗くと、中には沢山のやりたいことが書かれていた。
海に行くや、祭りで遊ぶ。
美味しいものを食べる。
こんな感じの、やりたいことが書いてある。
「お〜、めちゃ書いてあんな?とりま···どれからやる?」
四季は嬉しそうに、ページをめくり何がいいか考える。
(やっぱり、最初は···散歩かな?でも、なぁ〜)
んーと唸りながら、一生懸命考える。
「そんな悩むか?時間は沢山あんだ、最終的には全部やるんだし、1からやってくか?」
曇っていた表情が一気に明るくなる。
目を煌めかせ、陽を見つめる。
陽は何となく言ったことなのだろうが。
四季には自分1人のために、最後まで付き合ってくれるという優しさに感じた。
「じゃあ、これ!」
声高々に言う、そして指を指す。
指で示したのは。
「散歩!」
「お?案外簡単だな」
四季はニコニコしながら言う。
「じゃあ、準備してくんな」
「はー「誰が許すと思っているの?」
その時、気絶していた一季が目を覚ます。
禍々しいオーラを放ち、こちらに視線を飛ばす。
テーブル越しに来る威圧は凄まじく、陽の口はパクパク開閉をしている。
「ダメに決まっているだろ?」
「お兄ちゃんも来る?」
「ぐっはぁ」
四季がお兄ちゃんと呼ぶと、胸を抑え込む。
四季と一季の絆は赤と白、相性抜群の家族なので···四季は一季の扱い方を理解したらしい。
「よし、許すよ」
満足なニマニマ顔をしながら、準備をする。
「よし!行こー!」
「おぉお、、」
店が並び、賑やかな商店街。
呼び込みの声や笑い声、楽しそうな声があちこちから飛び交う。
「うゎ、すげぇ」
目を煌めかせ、辺りを見渡す。
ほのかにだが、美味しそうな食べ物の香りがした。
「なぁ、めっちゃ美味そうな食べ物ある」
ジュルルっと涎をすする音が聞こえる。
「俺のリストに美味しいものを沢山食べるとかあんだけどさ」
「美味しい食べ物かぁ、餃子とか、肉屋とか行ってみるか??」
陽がそう提案すると、四季の表情はパッと明るくなる。
「肉て、俺の大好物なんだよ!」
「だと、思ったよ」
陽がわかっていたかのように微笑む。四季は頬を赤らめて笑う。
「そうか、四季は肉が好きなんだね?」
「おう!」
先程まで、後ろにいた一季が2人の間に割り込む。
「なら、ここら辺に美味しい焼肉屋があるんだよ」
「行く?」
一季がニコと笑うが、明らかに目は笑っていない。
陽はそれに怯え、四季は笑う。
焼肉屋と書かれた看板が入口に飾られている。
ドアを開け、店内に入ると肉の香ばしい匂いが食欲を唆る。
「うゎ、すげぇぇ」
四季は目を見開き、店内を見渡す。
「初めて来た、」
「あ、そうなのか?」
「そうだぜ、行ってみてぇとはおもってたんだけどよぉ」
「何名様でいらっしゃいますか?」
そう話していると、店員が声をかけてくる。
「大人3名です」
「では、こちらのお席でよろしいでしょうか?」
「はい」
「おしぼりとメニューでございます」
店員は丁寧に接客すると、カウンターに戻っていった。
「何頼もっか?」
「えっと、うわぁ沢山ある」
四季はメニューに視線を向け、何にしようか考える。
(俺、金ねぇし···1番安いので良いか、、、)
「お金の心配はいらねぇよ、どうせ一季が払う」
四季がお金のことで悩んでいると、隣から陽が声をかけてくる。
「へ?いや、流石に会って数分もたってねぇ相手に奢らせんのはダメだろ」
四季が冷静に正論を言うが、一季はけろとした顔で答える。
「僕がやりたくてやっているんだ、それに···数年前に失踪した弟と会ったんだ」
「少しぐらい、いいんだよ?」
「いや。流石に兄貴でも」
そう四季が躊躇うと、一季は四季の頭に手を乗せ、笑う。
「お兄ちゃんにも、少し格好つけさせてくれないかな?」
「申し訳ねぇ、」
「安心しろ、こいつはめっちゃ稼いでるから」
「こんぐらいで困られねぇよ」
陽は四季の申し訳ない気持ちをほぐすために、頭を撫でる。
乱暴ではあるが、確かに暖かい優しさを感じる手だった。
「じゃあ、初手は王道で行くか?」
「王道、?」
「えっと、タンとカルビとハラミかな?」
「タン、カルビ、ハラミ!っ」
四季は瞳を煌めかせ、嬉しそうに肉の名前を言う。
「じゃあ、決まったし頼むね?」
壁側にあるボタンを押し、店員を呼ぶ。
「はい、ご注文はお決まりになりました?」
「えっと、カルビとタンにハラミを1つずつで···ライス3つお願いします」
店員は復唱すると、奥に戻って行った。
「頼んだし、肉来るまで何する?」
「なんかあるか?」
「んー、水とか飲んでれば?」
「水冷てぇし、お腹冷やさねぇか?」
「大丈夫だろ?」
「お待たせしました〜!」
店員の声が聞こえ、そちらに視線を移す。
「うわぁ〜、!」
「ご注文のカルビとタン、ハラミでございます」
店員は丁寧に皿をテーブルに移すと、奥の方へ戻っていた。
「すげぇ、早く食べようぜ」
「おぉ、待て待て」
「僕が焼くよ!貸して」
一季がトングを手に取る。
「え?いいのか?」
「いいよ、いいよ!」
そう言い、肉を1枚1枚網に置いていく。
「焼けた、か?」
「まだだよ、多分···これはもう少しで食べられるよ!」
一季は1つの茶色肉をトングで示す。
「···」
四季は陽、一季を交互に見渡し、顔色を伺う。
「俺はまだ食わねぇ」
「食って大丈夫だよ」
「ありがとう、」
四季は皿に盛られた、肉を箸で取り、ソースをつける。
その肉をゆっくりと口に運ぶ。
口に入れた瞬間、香ばしい肉の香りが口に溢れる。
噛めば噛むほど、肉汁が溢れ、旨味が広がる。
ソースの濃い味が絡み合い、ご飯が進む。
「んぅー!♡♡」
小さい口で、ハムハムと食べる様子は子どものようだ。
「そんなうめぇか?」
「う!」
(赤ちゃん見たい、)
(赤子みてぇだな、、)
一季と陽はそう思った。
「ふぅー、結構食ったな!」
「もう会計したし、出る?」
先程まで、トイレ行っていた一季が戻ってくる。
「え、いつのまに???」
「まぁまぁ?」
冷たい風が肌にあたり、刺激を与える。
「んー、やっぱ海沿いは寒いね!」
「当たり前だろ、」
「海、綺麗だなぁ〜」
風が髪をふわふわと浮かせる。
「早く帰ろうぜぇ、」
「そうだね、風邪を引いてしまう」
「そんな簡単に風邪ひくわけねぇだろ」
ニコッと四季は笑い、やりたいことリストに一つずつ線を引く。
「沢山、目標達成したぞ!」
「何個だ?」
嬉しそうに、四季はにひっと笑い、言う。
「5個ぐらいかな?」
「おぉ、結構いったなぁ」
「良かったねぇ、」
その時、目の前から人が現れる
「四季、?」
聞き覚えのある声に、前を向く。
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お疲れ様です!
どうでしたか?今回、あまりBL要素はなかったと思うんですけど、次回はあると思います!
ありがとうございました!
さよなら、
コメント
9件

続き楽しみにしてます(*^^*)
え…最後の人誰!? 今回もめっちゃ面白かった✨✨ 続きも楽しみにしてるねッッ!!