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主要登場人物一覧

望月輝人(37)…3代目主人公 国家保安庁特殊科特例組織機動急襲捜査部隊長

片倉陵(32)…国家保安庁特殊科特例組織機動急襲捜査部隊主任

河内慶六(34)…国家保安庁特殊科特例組織機動急襲捜査部隊員主任

永井大介(30)…国家保安庁特殊科特例組織機動急襲捜査部隊員

浦渼祐輝(44)…国家保安庁特殊科特例組織機動急襲捜査部隊員

海野崇(25)…国家保安庁特殊科特例組織機動急襲捜査部隊員

北海遼(23)…国家保安庁特殊科特例組織機動急襲捜査部隊員

赤木龍一(58)…国家保安庁3代目長官

 ……………………………………………………………

「亜細亜連合傘下の組織は現在把握してるだけでこれだけです」

「思ったより多いなー」

朝から赤木は秘書官からもらった亜連についての資料に目を通していた。

「あいつを呼べ」

「あいつとは?」

「望月だ。」

「は、はい」

数分後

秘書官に呼ばれ望月が長官室にやってきた。

「失礼します」

「来たか。これを見ろ」

「亜連傘下組織ですか?」

「そうだ。亜連についての情報がまだ少なすぎる。今掴んでいる情報だけでは、強制捜査をする理由が見つからん。彼らは最近大人しいからな。何でもいい、この傘下組織を徹底的に調べて亜連の情報を引っ張り出してこい。わかったな?」

「強姦、殺人、強盗、テロ未遂、彼らを引っ張る理由なら沢山あると思いますが?」

「それは警察の仕事範囲だ。国保の仕事範囲に入るものを見つけ出せ。例えばなんだと思う?」

「国家転覆とかですか?」

「そうだ。外患誘致罪。法定刑では死刑しかない。最も重たい罪だ。警察が扱えるような事案じゃないだろう。国家転覆ともなれば。」

「しかし、傘下組織がそのような重要な手がかりを持っているでしょうか?長年、亜連について調査をしているという警察官から話しを聞きました。」

「亜連を捜査してると言ったのか?」

「はい」

「所属先は?公安か、組対か?」

「警察庁特捜部と言ってました」

「聞いたことないな。おい」

赤木に言われ秘書官は、赤木の前に足を進めた。

「はい」

「調べろ、警察庁特捜部。」

「了解しました。」

1時間後

赤木のもとに資料を持った秘書官が戻ってきた。

「調べてきました。警察庁特捜部は今年警察庁長官に就任した亜川辰徳が発足させた新しい部署で、外患誘致罪、内乱罪などの特別犯罪にも対応出来る部署らしいです。その他にも全国47都道府県警察の捜査援助なども行っているそうです」

「あいつら(警察)何を考えてるんだ。」

「特例組織機動急襲捜査部隊と警察庁特捜部の任務内容が一部被ってます。警察との競走ですかね?」

その頃

警察庁長官は特捜部長からある情報を受け取っていた。

「国家保安庁内に新しく出来た特例組織機動急襲捜査部隊についてですが、亜連傘下組織への捜査を重点的にしているみたです」

「そうか。亜連について何かわかったか?」

「本部の場所は、まだ不明ですが、幹部の一部が判明しました。過去に傷害、器物破損、詐欺などで刑務所に在籍していた元暴力団組員が多くを占めています」

「そうか。必ず国保よりも先に亜連を倒すぞ。」

「警察の信用回復のためですか?」

「それもあるが、警察から国保への人材の流出防止もある。ここ数年で実に2桁の人数が国保に流れ込んでいる。これ以上の流出は避けなければならない。そのためにも警察が国保の格上であることを示さなければならない。」

「わかりました」

「頼めるな?」

「はい。」

その頃

望月を始めとする特例組織機動急襲捜査部隊員らはあるホストクラブの前にいた。

「ここか」

片倉が呟くと望月は頷いた。

「被害届が警視庁にかなり届けられてるらしい。だが警察は対応していない。」

望月が言うと海野は首をポキポキと鳴らした。

「さっさとやるか」

「行くぞ」

望月が言うと隊員らはホストクラブに入っていった。

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