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「好きだ」
「え、?」
「好きだ」
「な、なにを言っていらっしゃるのですか?」
「愛してる」
いやいや出会って一日目ですけど!?
「まだ出会って一日ですよ?」
「日にちなんて関係ない。私は人目見た瞬間ユウナに惚れてしまったんだ。」
「黒くて長い髪も白い肌も細い体もレベル150のところも優しいところも全部。」
そうか。私は何をしたいんだろう。
確かに私はレインとゆう人間が好きなのかもしれない。でもまだ知らないこともいっぱいある。でも、やっぱり好きなんだな。
「レイン様、わ…私も好きです」
「本当か?」
「はい。世界一愛してます」
恋に日にちなんて関係ない。好きになったら止まれないんだ。
「ユウナ…」
「はい…」
「好きだっ」
「はい…!」
チュ。
私は初めてキスをした。
でもその相手が望んだ相手で私が初めて愛した人なんだ。
「ユウナ…今日一緒にいてくれないか?」
「もちろんです。私はレイン様のものです。」
好き。その感情が頭の中に溢れてぐるぐると回っている。本当、ありえないほどに。
「ユウナの部屋は俺の隣の部屋だ。」
「わかりました。」
「荷物はあるか、?」
「無いです。」
「では私はこれから騎士団の方に行かなくてはならないので、」
「ああ、行ってらっしゃいユウナ」
「はい!」
私はレイン・サンフラワーと恋人兼婚約者になりました。
「お待たせしました!」
私は少数精鋭騎士団、団長に任命された。
「いえ、まだみな集まったばかりです!」
「そう」
昨日選抜された騎士団幹部達。
「ではこれから第1回新聖騎士団方針についての会議をはじめます。 」
「ではまず私の自己紹介をしましょうか」
「あのー。その前に副団長は…?」
「副団長は私が決めます。」
「了解しました」
やっぱり人前で話すの苦手すぎる。
誰か助けてぇ〜。
「私の名前はユウナ、年齢は16歳。全属性能力者、レベルは150よ」
やはりみんな信じているかいないのか。
「今は信じて貰えなくていいわ。」
その一言で幹部達の気が引き締まったらいいな。
「まずは団名ね」
「私が思っているのはストーン。意味は一人一人が強くて硬い意志を持っていてそれぞれ硬いってことかな」
この名前結構考えたんだよな。
「いいと思います」
やったァー!
「ではこれで、決定ね。では本題。」
「幹部一人一人が小隊を作り指揮する。私は総指揮官。どう?」
「異論ありません。」
「賛成です」
「ではこれで解散」
「私はそこら辺で鍛えてるからなんかあったら言って。」
ふぅー。やっと終わった。
さて、走るか。
そういえば私なんで異世界にいるんだろ。
夢だとしてら冷めないで欲しいな。
グーン
これって魔力?
この数の魔力は…少しやばい。
「陛下!」
「どうしたユウナ」
「付近で大量の魔力を探知しました。どうやらせめて来ているようです!。」
「了解した!だが、ストーン以外の騎士は全員出払ってしまっていてな。ユウナ行けるか?」
まったく。無茶を言う王様だ。
「もちろんです。」
「あとはお前に任せる。」
「はは!」