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「あとはお前に任せる!」
「はは」
やばい早くしなきゃな。
「では失礼します。」
私は制服に着替える。
コンコンコンコン
「はい」
「ユウナ、行くのか?」
心配してくれるんだ。
「うん。私はストーンの団長だから。」
「そうか。」
「私が死ぬわけないでしょ?」
「それもそうだな」
「じゃあ行くね」
ストーンは非常時、城門前に集合になっている。もう揃ってくれてるといいんだけど。
「みんな! 」
OK。揃ってる!。
「今から作戦を伝えます。」
「まず私が敵に突っ込みます。貴方たちには街を守ってもらいます」
「ですがそれでは!」
「大丈夫。絶対に死なないって約束したから。」
「そうですか。」
「ですが!危険なことには!」
「私はまだ制限が出来ません。制御できていない魔法を打てば行けるかと、ですが基本剣で戦います。」
「わかりました。では行ってらっしゃい」
「うん。行ってくる。」
ヒヒーン
行くよ。
私は馬に乗る。
しばらく走ると直視できるほどモンスターが接近していた。
「これは…」
ま、突っ込むしかないんだけど。
はあぁーーー。
一体何体のモンスターを切ったのだろう。
数時間切って切って切りまくっているんだけど…?全然減らない…。
レイン様…
「絶対に負けるもんですかぁぁぁーー」
「す、スゴすぎる。」
「まさか1人であの数を殲滅させたのか。」
「どうやらすごい人が団長らしいな。」
「ところで団長はどこだ?」
「探すぞ!」
「その必要は無い。」
「レイン様!」
「と、団長?」
遡ること数分前。
疲れたな。もう帰って寝たい。
あと2体!頑張れ私。
シャキンシャキン
やっと終わった。
バタ
やっぱり魔力使いすぎたな。それに体もボロボロ。
もう無理。
「…ウナ!…ナ!ユウナ!」
レイン様?
「よく頑張ったな。帰ろう。私たちの家へ」
現時
「私は城へ戻る。ここら辺の見回りに行ってくれ。」
「了解しました。」
「もうすぐ着くからなユウナ」
「頑張れ」
レイン様、優しいな、、
「んん?」
「起きたか」
「れ、レイン様!?」
「どうしてここに!痛っ!」
「無理をせずに寝ていろ。」
「は、はい」
「よく頑張ったなユウナ」
「あの私どれくらい」
「1週間ほどだ」
「そんなに!」
「この国を守ってくれてありがとう」
最初の印象じゃ絶対お礼なんて言う人じゃなかったのに…。
「いえ、私は自分の仕事をしたまでです。」
「そうか。ダがまだ傷は癒えていない。ゆっくりと休むんだ。」
「わかりました。」
「じゃ俺は仕事に戻るぞ」
「はい。」
それにしてもこれからどうするかな?。
とりあえず鍛え直そうかな。
痛っ
やっぱり動くのは無理かー。
そういえば私って治癒魔法使えるのかな?。
やってみるか。
「ヒール」
部屋の中が光に包まれた。
「ユウナ様!?どうされました?!」
「治癒魔法を使っただけよ」
「そうですか。それとお茶をお持ちしました。」
「ありがとうルナ。」
ルナは私の専属のメイドだ。まだあって数日しか経っていないのによく尽くしてくれる。
ま、着替えよう。
「ユウナ様!まだ動いては!」
「大丈夫よ。自分で治したから。」
「…スゴすぎですね。」
「だよね」