主の勝手なお話です。通報❌
何でも大丈夫な方だけどうぞ~
-やったあああ…契約したああ
連絡先、交換したあああ
写真……ちょおおかわいいいい♡
わあああああ~うれしいいい♡
………そろそろ戻らんと………
…あれっじろう?ちょうど良かった…
お土産持ってあがってもらおう
じろうを見つけて手を振り
声をかける
「あ~じろう~お帰り~……早く~……
きて~…これと…これと…じろうの
お土産もあるよ~」
彼が歩いて来るのを確認して
荷物をお願いする
「じろう、お疲れ様!楽しかった?
え…いった…鼻緒…ごめん…ちょっと
つかまる」
話しかけ、手をかける
いつも通り肩を抱き支えてくれる
-じろう…またこの香水つけはじめたんだ
一時期、ずっとしてたもんね
「ありがとう!ねえ、草履脱いだら
怒られるかなぁ?帯もねぇ、取りたいの…
ひであきに直してもらったけど、めっちゃ
苦しい…痛いし…お腹空いてる
んだけどね…今日ねえ、お饅頭食べた
んだよ~へへ、いいでしょ?おでんと
たこ焼きも食べちゃった!」
「そんなに痛いなら、おんぶ
しましょう。抱っこが良いかな?
また、お腹空いてるんですか?
おでんに、たこ焼き、お饅頭も?
そんなに食べちゃったの?うまかった?」
-相変わらず甘い良いにおい…この
におい…うなじからにおう…ヤバい…
「…おんぶは、さすがにダメじゃない?
抱っこはひであきかひかるがしてくれる
と思う…じろう?私が痛いって言った
からだと思うけど…兄妹って、抱っこ
とかするの?でもありがとう…
うん!うまかった!
たこ焼きもお饅頭もひーくんが半分こ
してくれた♡でねえ、かんざし!これ!
ひであきとお揃いなの!スッゴい
素敵なの!へへ~いいでしょう?」
「抱っこくらいするんじゃないですか?
良かったですね!仲良しで…
たこ焼き…お饅頭の半分こ…いいな…
かんざし…とても素敵ですね!
たきざわ君とお揃いなんて羨ましい」
-ダメだ…でもクラクラしてきた…
うなじ…キス…したい…
「…じろう!うなじ!顔近いよ!
ふざけないでよ!いっつも!
ひかるに、また怒られても知らない
からね!」
-え?あ…息が…
「そうやって気軽にチュウとかした
がらないの!いくら私のにおいが好き
だからって…もう皆がいるんだからね?
お饅頭はねえ~じろうの分も
あるからね!じろうは?お昼なに
食べた?あっ」
パシッ))
「おおっと、大丈夫ですか?
お着物お似合いですね。
僕はお昼、お雑煮を食べましたよ」
-じろうさん、キスまでしたがるのか…
どんだけ妹を溺愛してるんだ…
ずっとじろうさんと間違えてる
そんなに似てるか…
きっとこの服も…流行りものだからな
かめなしくんも着てるし…
リラックスした姿もかわいい♡…
TVでは決して見せないその気を許した
言動…もっと聞きたい…でもなあ…
「お着物…お雑煮…朝も…
えっ?じろう?」
ここでやっと、しっかり
兄の顔を見上げた
「え…あなた…めぐろくん?」
自分の大失態に頬が
紅潮するのがわかる
me「おめでとうございます
今年もよろしくお願いします
荷物、持ちますよ?」
-真っ赤だ…そんな無防備に俺を
上目遣いで見るのか…かわいい♡
それにスッピンかよ…凄まじいな…
彼女の甘いにおい、ホントにクる…
こんな良いにおいがする香水どこで
売ってるんだよ…ヤバい…
「ああああああ…あっ
おめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします
あああ~助けていただいて
ありがとうございました…
いやいやいやいや、本当に
申し訳ありません!声も話し方も
そっくり…服装だって…それ…私の…
いやいや、とんでもない
とんでもない…そんな…勝手に
触って…じろうと同じ香水だったから…
すぐに気がつかなくて…えっと名前…
私…香水つけないから詳しくなくて…
申し訳ありません!うわ~
どうしよう…本当に失礼なことを
お詫びしてもしきれない…ごめんグス」
me-ハハハ、全然、お姫様じゃない…
そんな綺麗な涙…抱きしめたい…
え…香水もじろうさんとかぶってんのか
…今、香水つけてないって…えええ!
天然のにおいなの…ますますヤバい…
いやいや、俺は一途な彼女が良いんだ
i「まあさ~?荷物これで全部…
まあさ?泣いて…どうした?
じろうさん?なんで…」
hi「まて、ひかる…あれ、めぐろだろ!」
me「はい!おめでとうございます
今年もよろしくお願いします」
-ええ…声はたきざわ君だけど誰?
めっちゃ美人…
hi「ああ…おめでとうございます
今年もよろしくお願いします
…まあさのために変装してる…たきざわ…
…タッキーだよ!」
me「…めっちゃ美人すね…」
hi「まあな…素直に驚けよ笑、ありがとう
…ひかる?顔、怖いよ?」
i「あっおめでとうございます
今年もよろしくお願いします
いや、お前、まあさを…」
「ひーくん!違う!私が勝手にじろうと
間違えて、めぐろ君優しいからわざわざ
こっちまできてくれて、そんで私が鼻緒
が痛くなっちゃって、倒れそうな
ところを助けてくれたの!」
「「そうか…ありがとう ペコ))」」
me「そんな…やめてください!」
hi「自分の彼女が助けてもらったのに
お礼を言うのは当然だろう?」
i「たきざわ君は彼氏じゃありませんよ
俺は彼氏だけど」
hi「ああ…かあさまだから娘か…まあさ?
家に帰って来たから疲れがでたんだろう」
「…うん…ちょっと…足…痛いし……
帯も苦しい…ごめん」
hi「謝らなくていいんだよ?」
ヒョイ))
「え…あ…ありがとう♡でも…」
i「ああ~たきざわ君、ズルい!
振り袖なのに…俺しますよ!」
hi「ハハ、良いだろ…めぐろ…別に俺達の
関係を理解してもらおうと思ってないが
口外はしないでくれよ?」
me「あ…はい…」
hi「かしこまらなくて良いけどな」
me「いや…でも…」
i「めぐろは、礼儀正しいし、男らしいし
イケメンだし、すげえなあ」
me「ねえ~?やめてよ!
からかわないでよ」
i「ハハハ、とにかく助かったよ
なあ、まあさ?」
「うん、無礼を働いた上に
助けていただいて本当にありがとう
ございました。それに勝手に触っちゃて
…本当に申し訳ありません…
なにかお詫び…」
hi「まあさ?めぐろにスンスンしたの?」
「してないよ!失礼!」
me-ひかるくんの顔ヤバい
i「ふ~ん?においでじろうさんじゃない
のわからなかったかよ」
「じろうと同じ香水つけるから、
めぐろ君て、すぐにわからなかったの!」
-ハハ、仲良しだな
me「あっ、つばきやまさん!
お気になさらずに!全然、俺、気にして
ませんから…触ったといっても
ちょっとなんで!」
-俺なんか肩抱いて、うなじにキス
しようとしてたし…
「でも…」
続く
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