テラーノベル
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日本×アメリカ
地雷の方はブラウザバック推奨!
「アメリカさん。アキネーターやりませんか」
「おう急にどうした」
会社の昼休み時間。
日本が一緒にご飯食べませんかと言ってきたので了承したのだが、特に何か話すでもなくただ黙々と弁当を食うだけの時間になっており大変気まずかった。
その中、日本はいきなりこんなことを言ってきた。
「アキネーターは知ってますよね」
「ああ、あれだろ、質問してその回答でキャラとかあてる奴だろ」
「そうですそうです」
アメリカは話題を作ってくれたことには感謝するが、ぶっちゃけ言って面倒くさいとも思っていた。
アメリカはアキネーター方式でキャラを当てられる自信が無いからである。
「ちなみにお題は”私の好きな人”でどうすか」
「よし今すぐやろうすぐやろう」
彼は手のひらくるくる野郎であった。
「じゃあ質問してください」
「えー、….“それは国ですか?”」
アメリカは迷ったような声でそう言った。
「当たり前じゃないですか私をどんな性癖野郎だと思ってるんすか」
「いやいやわんちゃんあり得るじゃない」
でも実際日本はえぐい性癖野郎を持っている。なのでわんちゃんあり得るのである。
アメリカは日本がHENTAI国家であることを十分理解しているので最初にこの質問をした。これは日本を高水準で理解している証拠である。(?)
「えー、じゃあ….”国旗に赤が入っていますか”?」
「はい、入ってますね」
とはいっても、国旗に赤のある国なんていくらでもある。
日本のことだから、実は自分が一番好きなんてことも….
ないわ。そういえばコイツすごい自己肯定感無かった記憶が
「”欧米諸国ですか?”」
「そうですね、はい。欧米っす」
これで中国とパラオとかの可能性は消えたが、….日本はロシアを欧米と認識しているのだろうか。
まあ欧米列強の一国に露は入ってたし、多分ロシアも入っているのだろうが、…一応ロシアはヨーロッパに属する面積よりアジアに属する面積の方がでかいのである。
とはいっても主要都市はヨーロッパ側にあるので難しく考えなくても欧米に入ってるか。
「Umm,…“EUに属していますか?”」
「…イイエ、です。
これでもうわかりましたかね」
「…“覇権国家になったことがありますか?”」
「はい、!」
日本は少し元気よく返事をした。
「..ふふふ、わかったぞジャパン」
ショート動画などでよく見て、投稿者は意外と当てているけど、自分は記憶力もないし無理かと思っていた。
でも意外といけるものだな。
「さあ、…アメリカさん、最後の質問をどうぞ」
俺は自信に満ちた声で言った。
「….“それはイギリスですね?”」
「はi…ってエ!?!?イイエ!!!イイエです!!!」
「うわびっくりした!」
急に日本が声を張り上げた。日本そんなデカい声出せたのか(謎の感動)
「…えぇ?親父じゃないのか?」
「ちっ、違いますよっ!!」
「じゃあスイス…でもスイスは覇権国家じゃないよなぁ….」
日本は「コイツマジか」という表情で見つめてくる。なんだよその目は。
日本ははぁ、とでかいため息をついて俺を見つめてきた。
「….もっとあるでしょう、覇権国家で、国旗に赤が入ってる、欧米!」
「え?…いや、覇権国家でEU入ってないと言えば親父….」
日本は再度クソデカため息をついて再度言った。
「いるじゃないですか!私の目の前とか目の前とか目の前に!」
「…え?」
「でもお前の目の前には俺しか居な、…..」
俺は「あ」
と、情けない声を漏らした。
日本って
攻めに使いやすすぎですよね。
コメント
3件
鈍感なアメさんが一番すきッ ( ´ཫ` )
お"ッ腐"♡♡
初コメ失礼します!!🤲 やばいです超刺さります🫶🫶 特に日本が解釈一致過ぎて大好きです!!日本攻め美味し過ぎますしアメリカの鈍感(?)具合が超絶キュートです💖