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目が覚めたら学園内の保健室だった
「そうだ!!ギルベルトは!!」
そう言って起き上がると横にハカラがいた。
「おい!ギルベルトはどこだよ!あいつのお見舞いに行かねぇとあいつも大怪我してんだ!」
俺は必死になってハカラの肩を掴んできいた。
だがハカラは何も言わずただ下を見ている。
「なんで何も言わねぇんだ!どこの病室か聞いてんだよ!!」
「、、、、、、かれたんだ、、、、、俺のせいで、、、ギルベルトは、、、、連れてかれたんだ、、、、」
気が狂いそうだった、ギルベルトは別に好きじゃないし友達とも呼べるかわからない。俺は常にこう思っていた。
けどあいつが連れてかれたと知った瞬間なんとも言えない悲しさと寂しさ、そして怒りを感じた。
きっとあいつとは友達や親友なんて生半可なものじゃなくてライバルだったんだと思う。
「目が覚めたかレヴィ。ハカラも看病させてすまなかったの。さて、ギルベルトのことなんじゃが、、、
もう諦めろ。」
もう諦めろだと???俺は今まで一人ぼっちで生きてきた。だけど初めて仲良くなれたんだ。そいつがギルベルトだ。そんな大切な奴が連れてかれたのに諦めろだと?冗談じゃない。
「ジジィ、、あんたは五皇帝の1人で強いのも知っているし俺が反抗できるような相手じゃないってのも知っている。けど今回のその命令だけは聞かねぇぜ。俺の大切な仲間なんだ。」
「やめるんじゃレヴィ、死ぬぞ」
「別に俺は死んでもいいんだ。何もしないで友達を見捨てた無属性野郎よりかはまだそっちの方が名誉があるぜ!!」
「こりゃ止めても行きそうじゃの。仕方があるまい行かせてやろう。ただし条件がある。今からお前にはとある場所に行ってもらう、そこで特訓をしてこい。ただしそこで条件をクリアできなかったらギルベルトの元に行くのは無しじゃ。」
「おう!!それでとある場所ってどこだ!」
「そこには私たちと一緒に行って頂きますよ。レヴィ・ゲルト様」
次回「ベイキナの希望」