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その刃を僕に突きつけて

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その刃を僕に突きつけて

14 - 第14話ベイキナの希望

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2022年03月09日

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「ではデルラ様、私たちはここで」

「わかった、レヴィを頼むぞ。」


「俺たちどこまで行くんだよ、、ちょっと遠くねぇか?」

「私たちが行くところは聖教会シュエルド、ベイキナ最後の砦です。」

最後の砦?ベイキナは今そんなにやばい状況なのか?

「今ベイキナはどういう状況なんだよ!」

「ベイキナは今壊滅状態になりかけています。強い魔術師の多いリーサが壊滅したことからみなさんが混乱しているのでしょう。この原因はあなたが先日戦った相手スコンフィットが原因です。」

「スコンフィット?、、、、」

「えぇ、スコンフィットは謎が多く何人いるのかもわからないチームです。この前先日やってきたのはレティスとヒーザというものたちです。どうやらあの人たちには勝てなかったようですが、あれでも彼らは最弱レベルと言われています。本来スコンフィットは一人で大陸1つを沈ませると言われているほどですから。」

「え!?あいつらが最弱レベル?、、、そんな奴らがベイキナを滅ぼそうとしているのか!!!」

「奴らの目的はいまだにわからないことが多いのではっきりとはわからないですが確かなのはこれは大陸なんてスケールの話じゃないということです。」

そういうと地面の影が大きくなるのをかんじた、上を見ると人が降ってきていた。

地面とぶつかる大きな音がしたあとそいつは立ち上がりこちらの方に歩んできた。

「やはり其奴と共におったか。レヴィ・ゲルトよ!!」

話していたのは先日戦ったレティスやヒーザと同じ服装をした男だった。

「レヴィ様!!離れてください!!こいつもスコンフィットの1人です!!」

「貴様は確か名は正教会のカリストと申したかな??久しぶりじゃのぉまだ生きておったとは!だが、貴様もここで命尽きるのだ!」

まるで武将のような敵はカリストの元へ切り掛かりに行った。そしてその刀はカリストを貫通していた。

「、、、、、、、、フルリペア!!!」

こういうと彼女の体はみるみると元に戻って行く。

「すぐに切りにくる性格、、、変わりませんね、、、、、」

「貴様もすぐ体を治癒するのぉ!敵ながら見事じゃ!!、、、しかし、少しの間は黙っていてもらいたいの、、」

そういうと彼はカリストを手で押し遠くへ弾き飛ばした。彼女は岩にぶつかり気を失っている。

「そういえばまだ名乗っていなかったのぉ。我こそは慶雲景清。この大陸がベイキナと呼ばれる以前の国名『ニホン』の時からこの大陸を代々守り抜いてきた一族、慶雲一族の末裔である!!」

ニホン???ニホンって今から2000年前のこの大陸全体の国のことじゃないのか?そこを代々守り抜いてきた一族、、、慶雲景清か、、、

「おいおい景清さんヨォ。お前らスコンフィットの狙いはなんなんだ???」

「わしらの狙いじゃと??簡単なことよ!この世界に革命をもたらすことだ。この世界は良くも悪くも変わり続けている。ある場所では花を咲かし、ある場所では民が死ぬ。そしてある場所では新たな命が芽吹く。しかし唯一変わらないのが人間の心じゃ。今この時代は澆季混濁している。一人一人正義は違うからの、己のやり方を優先した結果このようなことになるのだ。ならばいっそのことこの世界を一度壊し、新たに創造した世界に新たな考え方の人間を住まわせることによって新たな平和を訪れさせることができる、これがわしらの狙いじゃ。」

つまりこいつらスコンフィットは世界を壊滅させた後に新たな世界を作ろうとしているのか。

「ではこの話もここまでとしよう。行くぞ若造」

「かかってこい!!!!!!」




次回「この世の理を悟りし大悪党慶雲景清」

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