数年前___.
上官「慧介、お前に最重要任務を与える」
慧介「…なんです?」
上官「沖縄、大分に大手有名会社、ポッパーズロウっていう会社があるの、わかるか?」
慧介「存じ上げませんね、どのような会社ですか?」
上官「主に子供用のおもちゃ、要は人形などを制作している会社だ」
慧介「その会社となにかトラブルでもあったんです?」
上官「そうだな…誘拐というか…まぁいい、詳しく話そう」
数ヶ月前___.
竹野「…和、遅いな」
最高責任者 竹野 年収 ???
数時間後
竹野「息子が帰ってこない…連絡もないぞ、何があったって言うんだ」
原武「おぉ、竹野じゃん、何してんの?」
竹野「それが俺の息子が帰ってこなくて、さがしてんの」
竹原「なんでこんなとこいんだよ」
原武「渓流釣りしに来たんだ、手伝おうか?釣れねーし」
竹野「頼む」
山の中を探索したが見つからない、このまま探しても見つからないであろうと判断した竹原は
会社を働かせた結果…
幹部「竹原さん、大手会社のポッパーズロウがあなたの息子を強制的に働かせているということが明らか
となりました」
竹野「なんだ…それ」
竹野「精鋭部隊を送り込め」
確かに「アウトなドアー(会社名)」はとても優秀だがポッパーズロウには叶わなかった
それは筋力でも技術力でもない、数だ
ポッパーズロウはどの人材も選ぶ、たとえ凶暴なヤツでも
そいつはポッパーズロウの管理施設管理者となる
そして沖縄に俺と、尾村
大分に江美、尾崎が送られた
慧介「ここがポッパーズロウか…でかいな」
尾崎「数が尋常じゃないらしいからな、絶対に気づかれるなよ」
そして俺たちは小さな穴があったので全身の関節を外して潜入
職員「…」
慧介「早速警備員だ、ここに侵入することを予想していたのか?」
尾崎「経営者は相当頭のイイ奴らしいな
慧介「こいつは後ろから殺せるだろ?おれは他を当たるから、お前は他を探せ」
俺らの侵入してきたところは屋上だ、事務室の少し離れたところ、そこには
左右別れた道があり、慧介は右、尾崎は左となった
トットットッ….ドンッ!!!!
慧介「っ!!底が!!」
慧介が散3歩歩いた瞬間底が抜けた
距離はどのくらいか、着地の仕方、底の状況、全て考えた
慧介「!」
ズザザザザ…..
慧介「はぁ…はぁ…ゴミ箱があって助かったぞ」
敵幹部「予測していましたよ、あなたが侵入してくることくらい」
慧介「そうだな、大企業の社長のガキ拐ったんだからな」
敵幹部「さようなら」
カチャッ…
ズドッ!!
ポトッ….
銃弾は真っ二つに割れ、地面に落ちた
慧介「番組で、日本刀で銃弾を真っ二つにするヤツがあったんだけど」
慧介「本当だとはな」
敵幹部「滑稽ですね、グロックの銃弾の装填数をご存知ない?」
慧介「グロック17、装弾数33発だろ?」
慧介「(妙に動きが早いと思ったが…プラスチックを多用して作られ軽量化されたグロック、さすがだ」
ドドド!!
プスッ…
慧介「いっ….てっ
ズザッ
隠れるのには成功したものの、足に1つ食らっちまった…..
敵幹部「…アキレス腱は粉砕したと思ったのですが、残念です」
ピッ!
俺は手榴弾のピンを抜き正確な位置に投げた
ドッ!!!
瞬間周りに埃が舞った
敵幹部「ゲホッ….全く、大胆な行動を…」
ゾゾゾッッッッ
敵幹部「っっ!!!?」
ゴッ!!
敵幹部「ゴファッ!!」
ドサッ…
慧介「…別にフックじゃなくても良かったか」
俺は髪を上にかきあげならがそう言った
トッ…トッ…トッ__…
慧介「あ?誰だ?」
その瞬間、ドキッとなった、こんな気持ちは初めてだ、何者だ?
夜愛「…」
慧介「なんか…お前…俺と会ったことあるか?」
ドンッ!!
その瞬間、謎の人物が勢いよく地面を踏みつけ
その間に閉まっていたであろう刀を取り出しおれに向ける
慧介「待てよ(睨)
夜愛「!」
怖気ずいたのか、そいつは大股二歩後ろに下がった
慧介「お前は誰だと聞いている、分からないか!」
慧介(それにしても、なんだ今の身体速度は…幹部か?)
夜愛「…」
慧介「相変わらず黙ったままか?俺は時間が無い、もういくわ、話は後だ」
夜愛「待ちなさい」
慧介「あ?」
夜愛「絶対に行かせない(睨)」
慧介「おい」
慧介「おふざけもた大概にしろよ(睨)」
間に緊張感が走る
ドドッ!!!
お互い、尋常ではない速さで向かう
シャッ…
そいつは刀を取り出し、横から切断しようとしていた
ようだが俺は刀の刃を握り前蹴り
慧介「女性に暴力を振るうのはトラウマがあるんだわ」
慧介「冤罪なのに…」
夜愛「何があったかは知らないけど、容赦しないわ」
慧介「あぁ…じゃあこっちも手加減しねーわ」
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