コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
慧介「…うん?」
慧介「(なんだ?手のひらから血が止まらないぞ、いつ怪我したんだ?)」
慧介「ああ、そうか刀の刀身を握ったから」
慧介「とは言えど、半端ない切れ味だな」
夜愛「関係ない、死んで」
慧介「あっ…」
ススッ!
俺は本当の「死」を感じたので
とりあえず近くにあったデカい柱に「しゃがんで」隠れた
夜愛「(無駄だよ)」
ザンッ!!
ドドドドドド….と柱が真っ二つに崩れる
満足気な顔をする夜愛の前に立ち上がり、煽るように言った
「あほ」
夜愛「…ふざけてるの?」
慧介「だってアホだろ、死んだっつー確認をしろよ」
シャシャッ!!
そいつは刀を左右に2回切った
無論、当たらないが
夜愛「クッソ…」
慧介「何イラついてんだw」
ズシャシャシャシャ!!
慧介「ボクサーのラッシュだな、このレベルは」
夜愛「なめてるでしょ….💢」
慧介「当たり前だ」
シャ…
慧介「っ!」
慧介「あ’“….?」
夜愛「どこ向いてるの?後ろも警戒しなきゃ」
今…刀が俺の心臓を貫いている、こんな感覚だったなんて
それにしても、さっきまで戦ってたのは現実なのか?
それともただ瞬間的に移動しただけか?
俺を油断させるため、強くも弱くもないレベルで手加減していたんだ…
こいつは元々相当強かったんだ
ドバ…と俺は大量に吐血する
もう最後かな….
ドザ…
夜愛「…!」
夜愛「あなた……!!!」
約数十年前に遡る…_
○○市誘拐事件の被害に夜愛は合っていた
夜愛「うぐ….んん….」
口にはガムテープが貼られている、叫べないように
監禁場所は地下、暗いし誰もいない静かな場所だ
犯人「はい、ご飯です」
犯人は小柄な男、気もあまり強くないように思えた
だがこの男は怒った場合、本来の性格と真逆の態度を示す
警察も、この男が高学歴というのもあってか、捜査が難航していた
犯人「あぁ…警察共が来るッ!!!あぁあっ…ああぁぁあ!!」
夜愛「(こわい….いつになったらかえれるの….)」
TVでも話題は誘拐事件についてもちきり
この報道をやっていない日はなかったのだ
犯人の顔もされされている
なのになぜ生活できるのか
現代社会では技術ももちろん昔よりは発達しているはずなのに
それは協力者がいるから、その協力者は警察にも怪しまれていない
温厚で、犯人に加担するような人物とは思われていないからである
犯人(19歳)と協力者(19)は幼馴染だ、性格もお互いに理解しており
相手の意思も簡単に読み取ることが出来るのだ
だが、とある軍隊によって相場が変わる
日本は軍隊の所持は禁止されているはずだ
だが当時慧介が入隊していた隊は「特殊部隊」ということとなっている
その名は「FLD」覚えておくようにしておこう
ビ….ザー
慧介「おい、ブラボー部隊、窓を割ったら突入だ」
隊員「了解」
1…2…3…!
ガシャッ!!!
犯人「やめろ!!来るな下衆共!!」
ドッドッ!!!犯人は拳銃を2発発砲
防弾チョッキ着用のため無傷
慧介「取り押さえろ!!」
慧介はそう叫ぶと隊員たちは前、後ろに周り犯人を拘束
慧介「俺は夜愛ちゃんを探してくる!、縛って待ってろ!」
暗いし、誰もいない地下の世界
だけど、うるさい音と、直後、明るい光が
慧介「見つけた!」
夜愛「え…?」
慧介は夜愛を抱きしめた
慧介「もう大丈夫だからな、FLD隊が来たからな」
夜愛は号泣した、それはもう、いっぱい
夜愛「なんで今っ….思い出すの….」
夜愛はボロボロと涙を流した
夜愛「私もっ….本当は疑似感があった…..だけどあなただとは…..ごめんなさい…」
と夜愛は慧介の体に寄り添い、膝から崩れる
夜愛「ごめんなさっ…」
ぽん…
夜愛「え…?」
慧介「だと思った」
慧介「泣き顔は変わらないな、ほんとに」
夜愛「うっ….」
夜愛は再び号泣した、数十年ぶりの再会、号泣である
その後、夜愛と慧介は話をした
夜愛「なんて覚えてくれたの?」
慧介「その時は隊長任命された次の日だからね、緊張感してたわけだ」
夜愛「なんで死ななかったの?….心臓をさしたはずなのに」
慧介「俺が後ろを警戒しないはずがないだろう?相当早い剣捌き、移動されざるを得なかった」
慧介「それより、なんでここにいる、こんなところに」
夜愛「それは….その…..ゆ」
慧介「誘拐されたんだろう?」
夜愛「.,.うん」
慧介「これで誘拐を救うのは2回目だな」
夜愛「…..ありがとう」
慧介「とりあえず、ここの情報を教えてくれ」
夜愛「うん、ここは見てのとおり、ゴミ処理場」
夜愛「あそこにエレベーターがあるでしょう?」
と夜愛は南を指した
慧介「ああ、あるな」
夜愛「そこのヘレベーターで5階へ行って、だけどセンサーがあるから気おつけて」
慧介「あぁ、本部に連絡を入れる、お前も保護してやる」
俺は自社の方に電話をかけた
慧介「あぁ、本部、誘拐されてた1人の少女を発見しました、外に出すので直ちに救助を」
プツ…
慧介「ここからの外の出方はわかるな?」
夜愛「うん….」
慧介「またな」
END