テラーノベル
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⚠️政治的意図、戦争賛否はありません
⚠️アメ日帝
⚠️キスが出てきます
地雷さんは回れ右!
前回の続きです
日帝side
私は苦しそうに横たわっている貴方の体を
私よりずいぶん大きくてたくましい、なのに酷く冷たくなってしまった貴方の体を
一生懸命お姫様抱っこ状態で寝室にまで運んだ
そしてゆっくりと布団に降ろす
その後、私がいつも使っている分厚い毛布をふんわりと掛ける
アメ「……ヒューッ ヒューッ」
米帝の浅い息が嫌な程部屋に響く
コツン(アメリカのおでこに自身のおでのを当てる)
日帝「あっつ…!」
貴方のおでこはとても熱かった
きっと半袖で寒い中ずっと外にいたから風邪を引いてしまったのだろう
日帝「俺が、勝手に泣いて勝手に逃げたから」
日帝「いつも元気いっぱいな貴方をこんなにも弱らせてしまった」
日帝「……ポロポロ」
嗚呼、どうしよう
俺が全部悪いって分かっているのに
今さら過去を悔やんだって意味ないのに
涙が溢れて止まらない
日帝「ごめ”ん…な”ざいっ!俺がっ悪い子だがらっ!」
日帝「自分の事ばがりでっ、貴方の気持ちを考えな”がっだがらっ…!」
日帝「許されないって…、分がっでるげど…っ」
日帝「本当にっごめ”んな”さい”…っ!グスッ」
アメリカside
あれ、ここはどこだろう
真っ暗で何も見えない
??「~…」
ん?誰かの話し声が聞こえる
数メートル先には見覚えのある後ろ姿が見える
あ、あの後ろ姿は日帝chanだ!
俺は咄嗟に声をかける
アメ『おーい!日帝cha』
日帝?『米帝あいつ…いっつもうざいんだよ』
アメ『……え?』
日帝が、俺の悪口言ってる…?
い、いやいやそんなまさか
俺の聞き間違いかもしれないし!
だが聞き間違いであってほしいと言う願いはすぐに崩れることになる
日帝?『あいつ、俺がうるさいと言っても中々静かにならないし』
日帝?『引っ付くなと言っているのに定期的に私に触れてくる』
日帝?『本当に毎日毎日うんざりなんだよ』
日帝?『でも最近あいつ俺に話しかけてこなくなったんだ』
日帝?『うるさくないしうざくないし触れてこない』
日帝?『今私は最高に嬉しいよ』
日帝?『ずっとこの形を望んでいたんだから』
う、嘘…だろ?
に、日帝…俺の事ずっとそんな風に思ってたのかっ…?
嫌だっ、信じたくないっ…!
日帝?『私はずっと前から米帝の事が嫌いだからな』
日帝?『離れられて心底歓喜が止まらないよ』
嫌だ。こんなの日帝じゃない。
日帝はいつも誰かのことを思いやれる優しい子だ。
いや、そもそも俺のその認識自体間違えていたのか。
でも嫌だ。
日帝に嫌われたくない。
俺はほとんど壊れてしまった心を置き去りに
最後の勇気を振り絞ってもう一度名前を呼ぶ
アメ『に、日帝っ!』
日帝?『……』
日帝が振り返って俺に言う
日帝?『貴様如きが軽々しく私の名を呼ぶな…』
日帝?『もう二度と私の名を口にするな。そして二度と私の前に現れるな 』
アメ『……』
俺の心が全壊した気がした
嫌だっ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だッッ!!
『嫌だ』何度も叫ぼうとしても
恐怖のせいか口が開いてくれない
お願いだよ。
俺の傍にいて笑ってよ。
ダメなところ全部直すから。
だからお願い。
「俺を一人にしないでっ…?」
日帝side
アメ「…ウッ ァァァァァァァッ!!」
日帝「っ!?」
日帝「あ、アメリカ!大丈夫か!?」
急にアメリカが苦しそうに呻き出した
日帝「おいっ!しっかりしろっ!おいっっ!!」
俺は貴方の手を力強くギュッと握る
日帝「ねえ、起きてよっ!起きてよあめっ!あめッッ!!」
何度も貴方の名前を呼んでも
重い瞼を開けてはくれない
日帝「お願いだよっ…もうあめの苦じんでる姿見だぐないよ”っ…!」
日帝「起ぎでっ笑いかけでよ”っ…!!」
日帝「あめの優じくて暖がい声がっ…聞ぎだいよ”ッッ!!」
貴方の耳に届いてるはずもないのに
ずっとずっと声をかけ続けた
アメ「……ないで」
日帝「あ、あめっっ!」
苦しそうに汗をだらだら流しながらも貴方は必死に口を開いた
アメ「ひとりにっ…しない…で?」
日帝「……っ!?」
その時俺は昔のことを思い出した
私が貴方に初めて出会ったのは
何百年も前
その時私は人と話すのがとても苦手で
よく江戸さんに軽く叱られていた
でもそんな私に江戸さんはある人を連れてきた
最初会うのが怖くて江戸さんの背中にしがみついて隠れていた
けれどその人は優しい笑顔でそっと近づいてきた
アメ「はじめまして!俺の名前はアメリカ!君の名前は?」
日帝「……大日本帝国」
アメ「へぇ~!かっこいい名前だな!」
日帝「…この名だと長い、から」
日帝「…日帝って、呼んで」
アメ「分かった!日帝!これからよろしくな!ニコッ」
私は驚いたんだ
あんなにも優しく眩しい笑顔でこんな私に話しかけてくれる人がいるんだって
それからと言うもの
私も徐々に心を開いていき
毎日外で遊び回る仲になった
けれどそんな幸せも長くは続かない
アメ「日帝、ごめんね」
アメ「俺もう帰らなくちゃいけないんだ」
突然の報告だった
私は急に寂しさが込み上げてきて目に涙を浮かべる
日帝「もう…あめには会えないの…?」
日帝「俺、また一人になっちゃうのっ…?」
日帝「嫌だっ行かないでっ…!」
日帝「一人にしないでっ…!ポロポロ」
ギュッ(アメリカが日帝に抱きつく)
アメ「大丈夫だよ日帝」
アメ「絶対また会えるから」
アメ「俺たち離れてても心はずっと一緒だよ」
綺麗な涙を目に浮かべた貴方は優しい手で私の頬に触れ
チュッ(頬にキスする)
日帝「……!?///」
アメ「俺、日帝のこと大好きだよ」
アメ「これからどんどん強くなって君のこと迎えに行くから待っててね ニコッ」
そうして貴方は遠い自国まで帰っていった
日帝side
『一人にしないで』
この想いは貴方も私も同じだったんだ
だから貴方は帰ってきてからも
昔と変わらず私の傍にいてくれた
なのに私は無駄に意地を張って
素直になれなかった
日帝「あめ」
俺はもう一度、しっかりと貴方の名前を呼ぶ
日帝「あめっ俺はここにいるよ」
日帝「大丈夫…貴方を一人になんてしない」
日帝「何があってもずっとずっと傍にいるよ。」
決めたんだ
もう二度と貴方を傷つけない
逃げないって
だってあめのことが
世界で一番好きだから
日帝「あめ、世界で一番大好きだよ」
私は貴方の頬に触れた後
ちゅっ(アメリカにキスする)
優しい口づけをした
アメリカside
俺の目の前には何も見えない
頭の中は真っ白
もう何も考えたくないし誰にも会いたくない
??『おいっ!しっかりしろっ!おいっっ!!』
…今度は誰だよ
ほっといてくれよ
今の俺には何も残ってないんだから
??『ねえ、起きてよっ!起きてよあめっ!あめッッ!!』
ねぇ、どうしてだよ
どうして君の声が聞こえるの?
さっきまで俺のこと散々言ってたじゃん
嫌いなんでしょ?俺のこと
??『あめっ俺はここにいるよ』
??『大丈夫…貴方を一人になんてしない』
??『何があってもずっとずっと傍にいるよ』
嘘だ。嘘だよ。
俺を一人にしない?
ずっと傍にいる?
ははっどうして綺麗事ばっかり聞こえるんだよ
??『あめっ世界で一番大好きだよ』
……っ?
何で、何でだよ
何でこんなに暖かいんだ
いつもの聞き慣れてる優しくて俺の大好きな声
ねぇ、この声は日帝なの?
俺、君の傍にいていいの…?
隣に、いてくれるの…?
俺は塵一つ見えない真っ暗な空間に手を伸ばした
もし、さっきの君が偽物だとして
今の君が本物なら
俺は最後のチャンスだと思い
もう一度だけ君の名前を呼んでみる
アメ「……日帝っ!」
俺が目覚めたとき
そこには和室が広がっていて
毛布に染み付いた君の匂いと畳の香りがふんわりと俺の鼻をくすぐる
そして目の前には涙をポロポロと流す日帝がいた
日帝「あ、あめっ!起き…たっ!?」
日帝「良がった…良がったっ…!」
アメ「日帝、心配かけてごめんね」
俺は日帝の頭を優しく撫でる
アメ「日帝の声、ちゃんと届いたよ」
アメ「ずっと声をかけ続けてくれてありがとう」
日帝「うぅっ…ぅぁ”っ!うゎ”ぁ’ぁ’ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”んッッ!」
日帝はまるで赤ちゃんみたいに
大きな涙をボロボロ流して泣いた
俺はそんな君を愛おしく感じて
ギュゥッ(日帝を抱きしめる)
思いっきり抱きしめた
アメ「よしよし」
俺は絶えず君の頭を撫で続ける
日帝「あめっあめっ」
アメ「なあに日帝」
日帝「俺っずっと心配してたんだよっ…?」
日帝「凄く苦しそうに呻いてたしっ」
日帝「ずっとずっと泣きそうな顔してたもんっ」
俺は日帝に隠し事はしたくないと思い
俺が寝ている間に見た夢の内容を全て話した
日帝「……」
日帝「ごめんっなさい…っ!」
日帝「夢の中でも貴方のことを傷つけてたなんて…っ!」
アメ「もお~さっきまで泣き止みそうだったのにまた泣いてるじゃん」
日帝「だって、だって!俺こんなにもあめのことが大好きで愛おしくて仕方ないのに夢の中でこんなっ!」
アメ「……え」
日帝が俺のこと…
…大好きで愛おしい?
俺は今君が言った言葉を心で復唱する
アメ「……ボロボロ」
やばいどうしよう
俺は嬉しさのあまり、日帝に負けないくらいの大きな涙を溢した
日帝side
……言ってしまった
俺が今までずっと言いたかったこと
アメ「やばいっ嬉しすぎてっ涙っ止まらない…っ!」
ど、どどどうしよう
あめには泣くんじゃなくて笑っててほしいのにっ!
な、何かあめを笑顔にできる方法ないかなっ!
頑張って方法を考えようとするも
色んな感情が混在した頭では整理がしきれず
気付いたときには両手で貴方の両頬に触れ
ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ(アメリカにキスする)
何度も何度もキスしてしまった
アメリカside
……?
い、今何が起きてるんだ?
日帝が俺に…キスしてる?
それも何度も?
アメ「……っ!?////」
日帝「ハッ!/// あ、あめ!ご、ごめっ」
アメ「……やだ」
あれ、何か今の俺おかしいな
頭では分かっていても俺の身体は言うことを聞かない
……風邪引いてるからかな
俺は両手で日帝の両頬を包み込んだあと
チュッ…クチュウッチュル…レロックチュッ…ンム
深い深いキスをしてしまった
日帝side
嗚呼…やばい
あめのキス気持ちいい
柔らかくて優しくて暖かい…
ずっとこうしていたいな
日帝「トローン…///♡」
アメ「っ!?////」
日帝「あめっあめっ///もっとっもっとっ///」
アメ「だ、ダメだよ日帝っ!これ以上やったら俺の風邪移るかもしれないよっ!」
日帝「いいもんっ移らないもんっ///」
アメ「……だーめっ」
アメ「日帝に俺の風邪移ったら嫌だし」
アメ「それで君が元気じゃなくなったら俺泣いちゃうよ?」
日帝「…分かった」
日帝「俺、あめが元気になるまで我慢するっ」
アメ「うん、偉いね」
そうしてあめはまた大きな手で優しく頭を撫でてくれた
アメ「ねぇ日帝」
日帝「なぁにあめ」
アメ「俺さ、風邪が治ったら君に伝えたいことがあるんだ」
アメ「だからそれまで…その」
アメ「俺から…離れないで」
アメ「ずっと傍にいてほしいな」
日帝「…俺はもうあめの傍離れない」
日帝「ずっと一緒にいるもんっ」
だって…俺はこんなにも貴方のことが
日帝「この世で一番大好きで」
日帝「愛してるから」
アメ「……っ////」
アメ「俺も日帝のこと…この世の誰よりも大好きで」
アメ「愛してるよ」
日帝「っ!////」
アメ「ふふっ照れてて可愛い///」
日帝「て、照れてないしっ!///」
アメ「またまた~」
日帝「もうっ!からかうなっ!///」
両方side
俺、本当に貴方に会えて良かった
こんなにも幸せで心が暖かくなるのは
あめのお陰だよ
本当にありがとう
俺、君に会えて本当によかった
こんなにも心を優しく照らしてくれて愛おしいのは
日帝だからだよ
本当にありがとう
皆さまおはこんばんにちは!
主のとほです
また書くの楽しくなっちゃって5000字も行ってしまったぁぁ!!
もし好評だったらアメさんが風邪治った後のエピソードとしてまた続き書いちゃおうかな…?
それではまたいつかお会いしましょう(^-^)
コメント
1件
おつかれさま!第2話読んだよ〜。夢の中で日帝に悪口言われるアメリカの絶望感がめっちゃ胸に刺さった…「一人にしないで」って言葉が過去と現在でリンクする構成、泣けるわ。最後のキスの流れも自然で、お互いを想う気持ちが伝わってきてジーンとした。続き、風邪治った後の話も気になる!
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