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「 ないちゃんッッッ!!!!おねがいッッッ!!! 」
俺に綺麗な土下座を向ける彼氏の初兎ちゃん
そんな惨めな彼氏の近くには俺の為に用意されたメイド服が置かれている
「 いや無理だってば!!!! 」
「 馬鹿なんじゃねえのッ!?!? 」
「 宇宙一可愛い彼女にメイド服着て欲しいって言って何がおかしいん!!!? 」
いや、世間が言う「 彼女 」はメイド服を着ても映える可愛い女の子だろうが。俺は脚も顔も体格も骨つきも女の子に比べるとゴツい男だぞ。
そう言いたいところだが何を言ってもコイツには効かない、と思い少し考え込む。
脳内は上手くコレを逃れる方法を探っている。
「 ……着なかったらどうなるか分かる? 」
え、何急に真顔やん。土下座のままこっち見るの辞めてくれ。
「 ……なに、 」
「 ないちゃんが一人でオナってる動画をまろちゃんに送り付ける 」
ニヤッと口角を上げて自分のスマホの画面を見せてくる初兎ちゃん。
そのスマホには、初兎ちゃんのパーカーを着て一人で善がる俺の姿がしっかり映っていた。
「 ……は…っ、?// 」
「 まって、これいつ撮った…、(( 」
「 てかッ、送るって……!! 」
『 質問攻めしんといてや~、 』と宥める初兎ちゃん
いや…冗談とかじゃなくて本気で。いつ撮ったんだよこれ。
「 どーする?このないちゃん送っていいん? 」
コイツもコイツで冗談じゃなくて本気だ。
この男は優しそうな顔面して俺がトびかけてアへってる写真をまろに送った事がある。
え、何この人一応彼氏だよね?恋人のそういうとこ他の男に送る心配とかねぇの?
実際あれからまろと会う度気まずいんだよ。まろがどう思ってるのかは知らないけど目を合わせる余裕も無い。
これ以上気まずくなるのも御免だと思い、俺は渋々了承した。
着替えた先は大体予想が付くが、溜まっていない事は無いので今日くらい良いだろう。どうせアニメ通りのロングスカートだし。
……なんて、甘い考えを持った俺が悪かった。
「 …………おいッ…、 」
「 はぁぁぁあかわいいかわいいかわいいッッ… 」
瞳孔をハートにしてカメラを連射する初兎ちゃん。
俺が身に付けるメイド服は胸元が空いていて、何よりとてつもなく短くヒラヒラとしたスカートが気になる。
少しでも動いたら下が見えそうで、スカートを必死に抑える。というか動かなくても見えるんだけど。
「 はぁッ…えっろぉ…、♡ 」
そう言って舌なめずりする初兎ちゃん。その眼は完全に雄の眼になっている
「 ほらッ、俺のメイド… 」
「 ご主人様はないんッ?w 」
……あー、終わった。ドS初兎はマジで終わった。そんな絶望を逃がす為に小さくため息を吐く
「 はい、ご主人様……、 」
「 あ゛?それが主人への態度かクソビッチが 」
このスイッチが入った初兎ちゃんは誰にも止められない。こちらに手を伸ばす初兎ちゃんに危機感を持ち、遠ざかろうとするが腕を強く掴まれる。
「 ッひ……、やだッ… 」
「 あ゛?嫌じゃないやろ? 」
「 ッ……ぁんっ…、♡ 」
初兎ちゃんは左手を腰に回して、右手はスカートの中に侵入してくる。弱いところを急に触られて座りこもうとすると、初兎ちゃんは言う
「 ……座りこんだらお仕置な? 」
「 立ったまま俺を楽しませてみ、w 」
……メイドと言うより性奴隷のように扱われた夜でした。
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下手くそか
コメント
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ふぉぉぉぉ!!(どした)めっちゃいいッ…✨️ドストライクすぎました!!:( ;´꒳`;)