テラーノベル
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私、山田瑠亜(るあ)。
コンコン
瑠亜「失礼します。」
???「あ゙あ゙ん?」
瑠亜「なんですか?」
こんなの見慣れてた。ヤンキーみたいな……
え!?ヤンキーが演劇部!?凄い自信ね。
???「いや、別に…てか、なんだよ。」
室内を見ると……裁縫道具と布、パソコンが置いてあった。
でも、何もしていないのだ。
瑠亜「これなら、廃部にしても良さそうですね。」
???「はぁ!?」
メンバーは4人。
あと一人、入ればってわけにもいかないしね。
??「まじで頼む!!廃部にしないでくれ。」
瑠亜「何もやってないじゃないですか!」
?「俺等、衣装作れないから無理。」
??「なんのストーリーにすればいいのかわからないし…」
瑠亜「じゃあ、廃部にしてもいいじゃないですか!」
???「ふざけんな!!」
??「ねぇ、君ってさ衣装作れるの??」
瑠亜「作れますけど…」
???「じゃあ、お前が入れば解決じゃね??」
瑠亜「入りませんけれど…。」
??「廃部にしたくないんだ!!」
瑠亜「なんで廃部にしたくないんですか?」
?「それは、お前が入ってくれたら教えてやる。」
瑠亜「じゃあいいんで…廃部に…」
????「まじでお願いします。」
???「俺からも…」
??「僕からも!」
?「お願いします。」
そんなに言われると……
瑠亜「わかりましたよ!!入りますから!作品が完成したら、理由教えてくださいね!!」
と言って、部室から出てため息をつき、入部届けと先生に報告しに行った。
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