テラーノベル
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授業が終わり、放課後。一人の全身ピンクの服を着た男性が声をかけるのだった。男性「よかった!!君たちが日本人留学生?!!」と。サスキア「僕は元からここに住んでるよ。僕はオーストリア、ドイチュラントの血が入ってて両親が移住してきたから先住民なの。こっちの3人が留学生なんだよね。」
男性「よかった!俺はインディアナ州から来たクイン・ホワイト・クロイと言うんだよ!俺も両親がイングランド系なんだよな。あと俺は見ての通りピンクが大好き。よろしくね!!よかったらクロイ家に行かない?俺そこで養子になったんだよね!!」
ムラクモ「クロイ家って黒井家の親戚のですか?家族は何て言ってるんですか?」
クイン「嬉しかったんだよね!!家族は子供がいなくて寂しかったって!俺はピンク好きで日本オタクだってことが理由で上級生たちからいじめられて、両親と喧嘩別れしてインディアナ州からフリーク州へ移住してやっとクロイ家の養子になれて最高だって!!」
Tの心の声「私とはまた違った移住のし方だなぁ。私の場合は当時クラスのマドンナのエカチェリーナに告白できず、江戸川区からフリーク区へ移住した。クインはピンク好きだったから、いじめや疎遠が理由でインディアナ州からフリーク州へ移住したってことか!!」
クイン「でもフリーク州に住む人たちは本当に優しいわ!!フリーク州以外の場所だとよく日本人観光客が言う『アメリカは自由な国』とか心無いこと言ってさ、ふざけんなって感じだよ!!俺なんて向こうでいじめられて、殴る蹴るって言う!!しかも上級生のジョックスたちだぞ!!って思ったよ。あとクリークの上位のクイーンビーたちどもにもチビだのウィアブーだの俺に行ってきたから生きづらかったマジで!!教科書までゴミ箱に捨てられたから惨めだったよ!!パパとママからは男らしくあれなんて言ってきたからもう絶縁したよ!!それでフリーク州に移住してクロイ家の養子になったんだよ!!
ミンリとサスキア「話はわかったからまずはクロイ家に案内して頂戴!!」
ムラクモ「私も興味深いので行きたくなりました。案内お願いします。」
通り過ぎるとドラムの音が聞こえるのだった。
クイン「まさか、あの人は…」と慌てふためくクインだった。
Tの心の声「クラスのマドンナって感じだな。過去のエカチェリーナと違ってクールで群れない一匹狼的な感じの女性だなぁ。」
サスキア「ルシア!!」
ルシア「サスキア。こいつらは一体誰?」
サスキア「この人たちは日本人留学生のTとムラクモ、ミンリでさ、最近ここに移住してきたクインっていうの。」
ルシア「私はラティーノのルシア・エルビラだ。よろしくな。」と冷静に鋭い眼差しで見つめるのだった。
Tの心の声「ラティーノってラテンのことか。彼女は雰囲気的にラテン系アメリカ人って呼称を嫌いそうだなぁ。ラティーノという呼び名がアイデンティティかもしれないな。でも色んな呼び名があるんだよな。ラティーナ、ラティンクスとかね。だから相手に何て呼んで欲しいか聞くことが大事だね。我々日本人だってジャパニーズがあだ名に感じるのと一緒なんだよね。」
サスキア「何を叩いてるの、ルシア?」
ルシア「『キャラバン』だ。1週間後にコンサートがあるからその練習をしてるだけ。あんた達も時間があれば見に来れば?」
T「いいんですか?ありがとうございます。また明日会いましょう。」と言って学校を離れて車に乗ってクロイ家に向かうのだった。ちなみに運転手がサスキアだった。なぜならフリーク州では16歳以上で運転免許取得が可能だからである。
車内にて
Tの心の声「ルシアさんの尖った姿はミンリさんの妹ハクランさんの毒舌発言にそっくりだったなぁ。雰囲気は黒井家の一人娘のカラスさんそっくりだった。ルシアさんが出会ってもいいくらいだよな。まあその2人にはムラクモも会ったことないんだけどさ。」
ミンリ「サスキア。ルシアって人はどんな人なんや?気になるにゃ!!」
サスキア「彼女は普段はドラム叩いてるけど、実際は女優業目指してるんだ。彼女はホラー女優を目指しててさ、家でマチェーテ振り回してるんだよね。」
クイン「マチェーテって、あの刀みたいな武器だよね?!!凄ぇな本当に!!惚れちゃったよ!!」
Tの心の声「当時の小中学校時代のクラスのマドンナのエカチェリーナさんっていう女性とは違う性質のマドンナ美女だったな、ルシアさんは。エカチェリーナさんは祭り上げられるのは嫌いでよく私に相談してくれたらのは覚えてるけど、ルシアさんは自分が何者なのかは自分で決めるタイプだよな。」
ムラクモ「何か悩んでいるようですが、Tさん、どうかしましたか?」と何か疑わしい様子を見せるのだった。
T「いいえ、何でもないですよ、ムラクモさん。」と首を振るのだった。
T「アメリカで手刀でいいえと振ると『お前の息が臭い』というニュアンスとして受け止められるからやらなくて良かったぁ。」
クイン「まさか、ルシアに惚れちゃったぁ?でも俺がルシアに告白したいからまあ見てなよ、T。」
T「いいえ、そんな!!私が女性に出会う機会が少なかったから緊張しただけですよ!!」と焦るのだった。
ミンリ「ハクランとカラスがそんなこと聞いてたらどうなるのか想像がつくにゃ!!」
ムラクモ「ルシアさんみたいな毒舌で、あなたに痛いところをつくと思いますよ、Tさん。」
T「クッ….」と黙り込むのだった。
ミンリ「そういえば、フリーク区の黒井家とフリーク州のクロイ家は遠い親戚関係なの?」
クイン「そうだよ。それがどうかしたの?」
ミンリ「ハクランの友達の黒井カラスとあなたは遠い親戚ってことになるんやにゃ?」
クイン「確かにそうかもしれないね。でも直接会ったことないんだよね。まあ血は繋がっていないんだけどさ。カラスが動物が喋れる薬を開発したことで彼女がノーベル化学賞を小学生で受賞したって聞いてびっくりしたよ!!」
サスキア「まさに衝撃的だよね!!」
そう言ってクロイ家に辿り着くのだった
コメント
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わあ、新キャラクターのクイン君とルシアさん、めっちゃ個性的で一気に惹き込まれたよ🥀 クイン君のピンク好きで過去につらい経験してきたって背景、でも今はクロイ家に迎えられてってところに胸がぎゅってなった。ルシアさんのクールで孤高なドラマー像もかっこよくて、特に「自分が何者かは自分で決める」ってTくんの考察に共感。新展開がすごく楽しみになる回だった🖤