カイザーは受け確定ですよね?
潔カイ 「酒の失敗」
⚠注意⚠
カイザー吐いてます。
俺は潔 世一。今はブルーロック計画が一旦終わり、絵心が作ったブルーロック計画の人間しか入れないマンションに住んでいる。
何故か俺の隣は争奪戦になり結果、黒名、そしてカイザーになってしまった。
黒名が隣というのはとても嬉しいが、あのカイザーが隣なんて鬱陶しいったらあらしない。
いつもの朝。俺は起きて歯を磨いていた。
しゃこしゃこしゃこ。
「世一〜来てやったぞ」
「なんでこんな朝から……」
ボソッと言ったつもりだったが聞こえていたようだ。
「そりゃ世一に会いたいからだよ♡」
イラッ。
「別に来て欲しいとか、言ってないんだけど。」
「俺が来たんだ。感謝しろよ。世一」
イライラッ
「部屋隣なんだから、いつでも来れるだろ?なんで今来るんだよ。」
「朝一に世一に会いたいから」
「……チッ」
「舌打ちした?」
「まぁとにかく。」
「入れてくれるのか!?」
「帰れ」
「あっ」
ガチャ。俺はカイザーを追い払った。
外で「世一〜」などと声がするが知るかよ。という気持ちで適当にあしらった。
「朝から疲れたわ……」
こんな日がしょっちゅうだ。
そりぁ疲れが溜まっている。
なにかで癒せないものか、そう思いながら朝ごはんを作る。
とある朝。今日もカイザーが押しかけて来る。
そう思い出待ちしていた。
10分後。
全く来ない。とても不自然だ。毎朝毎朝押しかけられたのに。
どうしたものかとカイザーと仲の良いネスに聞いてみた。
コンコン。
「いるか?」
「……世一が何の用ですか」
嫌な顔されて出迎えられた。
とりあえず状況説明。
「…ということなんだ。」
「……そうですか…」
「昨日なんか変なことあったか?」
「昨日は……カイザーと一緒に呑んでいました。」
「なんだか酔いが廻るのが早くて……
カイザーがいきなり『最近世一が冷たい』と言い出したんです。」
「その時世一を殺そうと思いましたが、辞めておきましょう……
それで、いつもは酔いが廻るとすぐ辞めるんですが……」
「辞めなかったのか?」
「いえ、僕は辞めました。ですがカイザーは『まだ呑みたい。』と言って僕が帰ったあとも呑んでいました。」
「いつもはお酒の管理しっかりしてるタイプなのに……」
「ちょっとカイザーの部屋行ってみよう」
ガチャ。お酒の匂いが漂ってくる。
「酒臭い……」
リビングのソファでカイザーは寝ている。
周りには開けたと思われるワインにジン、エールなど、たくさんの空きビンが転がっている。
「ん……あよいちだぁ……」
まだ酔っぱらっているようで、顔が真っ赤だ。
なんか、雰囲気違うな……
「カイザー、お水です。飲んでください。」
「ん、わかったねす。」
「……っっ!!」
水を数杯飲み、カイザーはまた寝てしまった。
「酔うとああなるのか?カイザーは」
「ええ、酷く酔った時には、」
「ですがあんなに酔ったのは過去一です。」
「昼頃になったら起きるだろうから話を聞こう」
「そうですね」
昼頃。嘔吐をする音がトイレから聞こえた。
「お”え”っ”……お”ろ”ろ”ろ”ろ”」
びじゃびじゃと便器の中に吐瀉物が流れ込んでいく。
「大丈夫ですか!?カイザー!!」
「あ、ああ。まだ気分は悪いが……」
カイザーの顔は真っ青だ。
ズギンッ。
「お、俺は……」
「昨日呑み過ぎたんです」
「酒の失敗は久しぶりだな……」
「なんであんなに呑み過ぎたんだ?」
「そ、それは……」
恥ずかしそうに顔お赤らめながら俺の方を見て言った。
「最近……世一が構ってくれないから……」
「案外可愛いとこもあるんだな……」
つい口に出してしまった。
「え……」
先ほども顔が赤かったが、今はもっと赤い。
首までもが赤くなっている。
「もし酔ってたら、どこかの誰かさんが抵抗出来ないお前を喰っちまうかもな。」
「次からは気をつけろよ〜」
そう言って俺は自宅に帰った。
ネスからは色々な思い(殺意)を向けられた視線が突き刺さってきて痛い。
「まぁこれも少しの癒しだな」
そう思いながら俺は「また酔ってくれないかな」なんてことも考えちゃったりしている。
書いているうちによく分からなくなってきました。
こんな駄文ですいません。
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