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❥・ uppln × chk
【届かなかった元気】
⚠Attention
・mmntmr様主催のmmmrの皆様の二次元創作です。
・ご本人様には一切関係ございません。
・地雷・苦手さんはブラウザバック推奨🔙
わたすはドジだ。
廊下でつまずいて、ノートを落として、
そのたびに笑ってごまかす。
笑っていれば、
大丈夫そうに見えるから。
up「またやったの?」
upさんは、いつもそう言って笑う。
その声が好きだった。
元気で、明るくて、わたすの失敗すら軽くしてくれる声。
放課後、並んで歩く帰り道。
ただそれだけで、心が浮いてしまう。
up「今日は転ばないね」
「気をつけてるので … !!」
本当は、
隣にいるから緊張していただけ。
ある日、upさんが誰かの名前を楽しそうに話した。
その人のことを考えるときの顔は、わたすの知らない柔らかさだった。
「あぁ、そうなんだ…」
声はちゃんと元気だったと思う。
わたすは、元気でいるのが得意だから。
その日から、少しだけ距離を取るようにした。
近くにいると、つい期待してしまうから。
それでもupさんは変わらず明るくて、「最近ドジ減ったじゃん」なんて言う。
……減ったんじゃない。
転ぶ余裕も、なくなっただけ。
帰り道、一人で歩いていて、何もないところでつまずいた。
誰も見ていないのに、反射みたいに笑った。
「大丈夫、大丈夫」
そう言いながら立ち上がって、
気づいた。
この言葉、本当はupさんに言ってほしかったんだって。
好きだった。……… 今も、たぶん。
でも言わない。いや 、言えない。
だって、私は元気でいる役だから。
upさんの世界は明るくて、私はその端っこで転ばないように歩くだけ。
それでいい。
そう思えるくらいには、ちゃんと好きだった。
コメント
7件
まってuptykもいいな … てかよすぎる 😇👍
cykさんはupさんと違う世界にいるのに好きになっちゃった系な? めっちゃ好き
天才居てしぬ( はぁぁ upcyk 本当好き書いてくれてありがとう😭自分 upcyk 好きなのに書けないんだよね 泣く