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指が抜かれ、代わりに固くなった肉の棒がそこにあてがわれた。
「あっ……」
ここ数日、欲しくてたまらなかったモノに、有夏の前は腿にまで伝うくらい白い液体を零している。
「使い方を教えてあげるね」
「んんっ……」
ゆっくりと内部に侵入してくる。
圧迫感と得体の知れない快感に有夏は甘い吐息をもらした。
「まだイッちゃ駄目だよ?」
「あぁっ、ヤだぁ」
尿道を押しつぶすような力で前を握られ、有夏が悲鳴をあげる。
イクにイケない。物理的に。
放つべき快楽が、すべて体内に戻ってくるようで。
「あっ、あっ……あっっ……」
幾ヶ瀬の膝の上に腰を落とし細かく揺さぶられながら、後ろを貫かれ、更に前も。
「も、だめ……ふぁっ、きもちいっ……やっと、奥……せんせぇ、きもちい」
「有夏、俺も……」
「だぁめ」
すぐ目の前で快楽に顔を歪める幾ヶ瀬の頬を、有夏は両手で挟んだ。
互いの熱を確かめ合うように額をコツンと合わせる。
「ありかじゃなくて、くる……みざわ、くん。だって、いくせがしたいって言ったん……だよ?」
荒い呼吸が邪魔して言葉は途切れる。
「くる……ざ……俺、もう……」
細い腰を幾ヶ瀬は両手でぐいと引き寄せた。
自らの尻を突き上げるようにして激しく上下する。
「んあっ、あぁぁ……あっ、だめぇ……まえ、はなし……」
一番奥にダイレクトに伝わる快感。
もう自分で座っていられない。
有夏の上体が、ずり落ちるように幾ヶ瀬の身体にもたれかかる。
放してと言われたからでもあるまいが、幾ヶ瀬の手から徐々に力が抜けていく。
「あっ、あっ……いくせっ、んんっ」
解放された瞬間、有夏も射精した。
「はぁぁ……」
全身から力が抜け、幾ヶ瀬の胸に体重をかける。
2人は折り重なったままベッドに倒れ込んだ。
同時に幾ヶ瀬のモノが濃い白濁液を垂らしながらズルリと抜ける。
「ありかぁ」
「ん?」
仰向けに倒れた体の上に乗っかる形で身を横たえ、有夏はシャツの上から幾ヶ瀬の乳首を突いていた。
「高校の時の制服、まだ持ってる?」